本日（７月３０日）、総理大臣官邸で第７１回新型コロナウイルス感染症対策本部が開催され、出席しました。
昨日の全国の感染者は１万人を超え、東京を始めとする首都圏、関西圏などにおいて、これまでにない急激なスピードで感染が拡大しています。
感染力の強いデルタ株への置き換わりが急速に進んでおり、このまま感染者数の増加が続けば、重症者数の更なる増加により、病床のひっ迫が進む可能性があります。
こうした状況を踏まえ、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府に緊急事態宣言を発出するとともに、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県において、まん延防止等重点措置を実施し、期間はそれぞれ８月３１日までとすることが決定されました。
ワクチン接種については、７月末までに、６５歳以上の高齢者の約８割近くが２回の接種を終える見込みで、既に６５歳以上の高齢者では、感染者や重症者が大幅に減少しています。
今後は、若い世代の接種に注力し、８月下旬には、全ての国民の６割を超える人が１回接種を終え、４割を超える人が２回接種を終えることを目指します。
重症化リスクを７割減らす画期的な治療薬を特例承認し、５０代以上の軽症者などに積極的に提供します。
感染防止対策から、ワクチン接種、効果的な治療薬の普及に積極的に取り組んでまいります。
