世の中が新型コロナウイルス対策に翻弄されているなかで、全国の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生しており、もう一つのウイルスの脅威が全国に吹き荒れています。

 

そのようななか、茨城県城里町でも採卵鶏を84万羽飼養している農場で、2月1日に鳥インフルエンザの疑いが発生し、2月2日に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(国内41例目)が確認され、殺処分及び埋却がおこなわれてきました。

 

地元城里町の職員をはじめ県の職員は、暑く粉塵等が舞う過酷な状況で、夜間に及ぶ厳しい労働を強いられたいへんな苦労をしていました。また、自衛隊(約210名態勢)や、建設業協会、消防団、JAグループ等々多くの団体、ボランティアの協力のもと、2月8日の11時15分に殺処分を完了しました。

 

大井川知事、地元の上遠野町長も現場に入って作業を行なったというのだから、その緊迫感がわかろうというもので、まさに総力戦で殺処分を完遂することができたのです。

 

今後も、防疫措置完了に向けて、処分鶏、鶏ふん等の汚染物の封じ込め、農場内の消毒等の事後処理を行わなければなりません。

政治の重要な課題として、しっかりとした再発防止策を講じる必要があります。

(支援者、ボランティアにご挨拶)

 

(上遠野町長と支援策について打合せ)