いよいよ本格的に公務が始動しました。
 

朝の法務部会では、令和3年度の法務・司法関係概算要求重点事項、税制改正要望事項について審議がされました。
つい先日までは、法務部会長代理として越智隆雄部会長のもとで要求原案を審議する側でしたが、今日は法務省の代表として予算獲得のお願いをする側になったわけで、攻守所を変えるの感があります。これまでのお付き合いに免じてご支援下さいとお願いすることになりました。


今日の部会には、法務行政に理解のある議員が多く参加され、特に人材の確保・育成について積極的な意見が多く出されました。熱心な応援団の発言を聞いて心強く思うとともに、責任の重さを感じました。

次に、小野田政務官とともに大谷直人 最高裁判所長官を訪ね、就任のご挨拶をさせていただきました。最高裁判所は私の選挙区である笠間市稲田の御影石で出来ています。判例を読むときにはイメージする重厚な建物で、建築士としても興味があります。それを皆さんご存じなのは嬉しいことです。


続いて、日本弁護士連合会を訪問し、荒 中(あら  ただし)会長をはじめ役員の皆さまにご挨拶するとともに、コロナ禍で裁判の遅延が生じている現状や、法曹養成について意見を交わしました。
現場の声を直接聞くことは、実効性のある政策を立案していく上でたいへん重要です。

夕刻には、首相官邸における新型コロナウイルス感染症対策本部に出席しました。
最近の感染状況の報告から、Go Toイベント事業などの取組みについて報告がされ、関係省庁から、今後の国際的な人の往来の再開に向けて、新規入国を許可する対象の拡大について報告を受けました。

私からは、法務省を代表して、引き続き感染者の流入防止のための水際対策に万全を期しつつ、国際的な人の往来の再開に向けて、政府全体として対応していく旨を表明しました。