新聞記者らと賭けマージャンをして辞職した黒川弘務 東京高検検事長の後任に、林 真琴 名古屋高検検事長が就任しました。余人をもっては代えがたいと言われた重要なポストですから、なかなか後任が決まらないのではないか、誰が就任するか注目されていましたが、早期に決定して良かったと思っています。

 

林 真琴さんは、2010年に大阪地検特捜部による証拠改ざん事件発覚後の検察改革の指揮を執り、2014年から4年間にわたり法務省刑事局長を務めました。

私が法務大臣政務官のときの刑事局長で、技能実習法や通信傍受法の審議では難しい質問にも冷静・適切な答弁をされ、法案成立のために大きな役割を果たしていました。

 

大きな議論を呼んだ「テロ等準備罪」を新設する、改正組織犯罪処罰法の国会答弁でも、金田法務大臣を補佐して活躍しており、ご記憶の方もおられると思います。

優れた人材ですので、検察の信頼回復のために、活躍されることと思います。