今日は新年度のスタート、しかも令和初で、それぞれに環境が変わり心機一転気合いが入るところですが、世は新型コロナウイルスの不安が広がる、晴々しないスタートになりました。

 

しかし、喜ばしい大きな転機もあります。それは水戸市が県内初の中核市となったことです。これにより多くの権限が水戸市に移り、地域の特性とアイデアを生かした都市づくりを進めることができます。

特に大きな変化は、水戸市が自前で保健所を設置することで、乳幼児・成人検診や休日夜間緊急診療を行なうことになります。さらに、いま注目されている感染症対策なども担うことから、重い責任もあります。

 

中核市となるためには、保健所の医師や獣医師の確保をはじめ、様々な体制整備が求められるなかで、十分な準備のもとに今日の中核市移行ができたことは、高橋市長をはじめとする市行政の皆さまの努力の賜です。応援してきた私たちとしても、本当に嬉しく思います。

当時の石田真敏総務大臣に中核市の指定を求める申し出を行なった。

 

また、水戸市清掃工場「えこみっと」が今日から稼働したことも、環境に配慮する都市づくりを象徴するものです。

清掃工場は、ごみの焼却施設や、不燃ごみのリサイクルセンター、管理棟からなり、巨費を投ずる大規模なものですが、国からの大きな補助を受けて建設することが出来たので、本当によかったと思います。

 

新型コロナウイルスでは、毎日感染者が増加し、緊急事態宣言が出されるのではないかと心配されているなかで、国会でもいよいよ警戒を深め、可能なものは書面の持ち回りで代替して会議を開かないようにするなど、集団感染を招きやすい密閉、密集、密接の三つの「密」を避ける、いわゆる三密を避けるようになってきました。

 

今日は、安倍総理や大臣がマスクをしたまま答弁していました。さすがに本会議は省略できないので、明日の本会議では議場入り口での手指消毒の徹底や、マスク着用が求められています。

 

専門家会議が開催され、特別措置法に基づく「緊急事態宣言」について、「今はまだ患者の爆発的な増加が起きている状況ではない」としながらも、「緊急事態宣言を出す目的やどのような事態になると宣言を出すべきなのかなどについて、多くの人にとって分かりやすい考え方をあらかじめ示しておく必要がある」と指摘しています。