1、外国人労働者特別委員会

元自民党幹事長で東亜総研代表理事・会長の武部 勤先生から、「グローバル人材共生の青写真・日本の国柄と外国人受け入れの戦略的課題について、外国人材の導入の歴史から現状を踏まえた貴重な講演をしていただきました。

 

特定技能の制度は、就労を目的とする新たな在留資格として期待されています。

特定技能として働く外国人の状況は、昨年末で1621人と予想を遙かに下回って、振るいません。

しかも、その92%が技能実習生からの移行で、特定技能の特性が生かされているとは言えません。

その原因は、当該外国において語学や技能の試験を行う仕組みが十分に確立していないことや、対象職種の業務区分が細分化されすぎていて、柔軟性がないところにあります。

(建設分野では19業務区分、産業機械製造業では18業務区分にも分かれている)

 

今日は行政書士会からもご参加いただきました。

行政書士は、外国人材の出入国手続きに、直接関係していることから、その現場の声を参考にして、有効な制度にすべきだと思います。

 

2、下水道・浄化槽対策特別委員会

予算及び、改正浄化槽法施行の状況、汚水処理施設運営の最適化・高度化にいて、説明と協議がされました。

 

3、クールジャパン戦略推進特別委員会

クールジャパン政策の今後の方向性について、有識者ヒアリングとして、梅澤高明さんから「文化観光とナイトタイムエコノミー」について、お話を伺いました。

 

確かに、日本文化の世界への発信から、インバウンド観光につなげ、中長期的に文化産業の海外展開を進めることは、今後の我が国の発展のためにたいへん重要なので、積極的に取組みます。

因みに、外国人が日本の文化に興味を持ったきっかけは、アニメや漫画、ゲーム、日本食、自然の風景などが多いと報告されました。積極的に伸ばし、PRすべきものです。

 

また、関連予算について、知財事務局や国税庁からの説明を受けました。