未明の強風雨は本当に凄まじく、どのような被害が及ぼされるか不安が募った。

特に県西地区の梨は、ちょうど豊水などの出荷時期であることから、心配で朝が明けたらすぐに梨の栽培地域を見にいった。

思いのほか被害は少なかったようで、選果場でも多くの人が出て作業をしており安心した。

 

茨城県全体の農産物、施設等の被害については、調査・集計が行なわれて、水戸市の水稲をはじめ、広範な地域で2億3千万円ほどの被害が確認されたようであるが、まだ広がる可能性もあるので、今後も注視したい。

 

空を見上げると月の明かりが、静かな夜を演出しており、人知の及ばない自然の営みの難しさを感じる。