国民は国からの給付金を求める。
確かにマスク着用、手洗いや消毒液の活用を促してはいる。
けれど、生活困窮者からすればその負担は小さいとは言えない。
マスクは1日同じもので言いかと言えば違っていて、コロナ渦になる前から医療現場では一度外に出た場合は必ず替えることとなっている。
そのため、少なくとも買い物などの最低外出する機会分はマスクがいることになる。
手洗いも消毒液も不安感に拍車がかかって使用頻度が高くなれば当然消耗する量も多くなる。
こうしたなか、年金受給者も含め、固定された収入の人達からすれば、少ない収入から強制的に支出を求められていることを考えると、国の給付金を求める気持ちは分からなくはない。
一方、我々は立ち止まって考えると、その給付金は勝手に沸いてくるものではなく、近い将来の借金でしかないことは押さえておかなければならない。
つまり、リスタートして経済を建て直し、財政をもとの位置に戻すためにも金はいる。その金を削るか、さらに上乗せして国債発行して枠取りを広げるかしかない。しかし枠取りを広げた場合は、当然得られる利益は少なくなり、思ったほどの回復はみることができない。
世界で同時にこの状況に陥っているとすれば、リスタートが早く市場を安定化させた国が、世界市場を優位に導くチャンスでもある。
けれど、目前の問題に目を背けるわけにもいかない状況下にあっては、この1週間の状況を見定めてからになるのではないか。