川崎大師と言えば、厄除けのお大師さま。
今年は、10年に一度の大開帳の年です。
川崎大師では十年毎に御戸帳(みとちょう)が開かれ、ご本尊を近くで参詣でき、この期間のみ尊いお札「赤札」を授与いだだけます。
川崎大師HPより
令和6年は川崎大師の吉例行事の御本尊厄除弘法大師大開帳奉修の年に当たり、5月1日(水)から5月31日(金)の1ヶ月間にわたり、大開帳を奉修します。
この大開帳奉修期間に限り、10年に一度の特別な護符「赤札」が授与されることで知られており「川崎大師赤札授与の大開帳」とも呼ばれます。
十年に一度の特別な、最強と言われる護符「赤札」
待ち時間が長く、その並ぶ時間も修行と言われる赤札の授与に私も行ってきました。
赤札が配られるのは、お護摩祈祷の後とのこと。
5月1日~31日までの御祈祷時間は
6時、9時30分、11時、13時、14時30分、16時
HPはこちら
ただし、ご祈祷後毎回配れるわけではなく、タイミングによっては待ち時間も長くなります。
皆さんのネット情報によると
6時、11時、16時は毎度配られているそうで、私は16時の回を狙って並びました。
川崎大師に16時頃到着
想像はしていたけれど、かなり長い列が出来ています。
待機列は、頭上に蚊帳が張られ、強風が吹いていたこともありこの日は涼しかった。
時折、水しぶきを感じたのは、すぐ横に噴水があったからなんですね。
小さな椅子を持参されている方もいたので、あると便利かもしれません。
広い待機場所。
時間帯によってはここも埋まるほど列が長くなるのかな。
16時40分頃、列が動き出しました。
やっと本堂が見えてきた。
靴を脱いで本堂へ入っていきます。
ここから写真はありません。
多くの人がいるので御本尊様をゆっくりと拝む間もなく、ぞろぞろと列に続きお経の流れる信徒会館を抜け、最後の赤札授与の場所へ
赤札の授与は、4列に分かれお坊さんからいただけます。
17時頃に赤札を授与いただけました。
所要時間は、約1時間。
赤札は、弘法大師ご直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」の六文名字を版にして、貫主が祈願をこめて一躰ずつ手刷りされているそうです。
そして、この赤札をいただけば、無量の功徳を授かり、また、罪障消滅して遍く利益が得られるばかりでなく、いったん危急に面した場合にも、あらたかな霊験があらわれると古くから伝え信じられているそうです。
最強のお札なわけです。
ちなみに授与は、無料です。
お気持ちを横におくだけです。
一度の列でいただけるのは、一枚のみ。
何度も並び家族の分も頂いていく方のお気持ちがわかります。
その後、参道で赤札袋を購入して帰途につきました。
川崎大師の大開帳は、5月31日までです。
川崎大師
神奈川県川崎市川崎区大師町4-48