三枝の高さ調整(part2) | tadasi331のブログ 岡ちゃんの菊の世界

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菊を栽培しはじめて29年目を迎えます。巨大輪の菊を咲かせるために毎年試行錯誤してきました。仲間と語り合い,より長く菊作りを続けるためにも,このブログを継続し記録として残し,小さな達成感を感じながら日々を過ごせたらと思っています。

昨日は

三枝が揃っていない場合,

枝の上げ下げで

高さを揃える方法でしたが,

他に,

生長剤を塗布したり,

反対に

矮化剤を塗布したりして,

三枝の高さを

揃える方法があります。

 

三枝の一つがかなり短い場合,

概ね天地人の人(じん)の枝が

そのようになりますが,

生長ホルモンの

ジベレリン100PPMを

塗布すると

効果があるようです。

 

以前,

苗の全体に散布し伸びすぎて

使い物にならなかったので,

それ以来

使ったことはありませんが,

今回どのようになるか

試してみます。

 

はじめは

徒長気味に伸びますが,

しだいに充実して

たくましくなってくるそうです。

 

しかし,

花芽分化以降に散布すると,

花首が長くなったり,

散布した枝の花だけ

開花が早くなったりするので,

早めに使用したほうが

良いようです。

 

左  国華大日 

 

右  国華天授 

 

この程度

揃えば良しとします。

 

 国華大日 

 

 国華天授 

 

 ナザルバエフ大統領 

 

枝の上げ下げ法をしなくても,

これから

胴切りをするので

この程度の差は

ギリギリ良しとします。

 

 国華暁紅 

 

差がありすぎて

使い物になりません。

 

 

1包1.6gのジベレリンに

水を500cc希釈すれば

100ppmの溶液ができます。

 

枝1本に筆で塗るだけですから

500ccも必要ないので,

125cc作りました。

 

ジベレリンは

0.4gで1/4包です。

 

それでも余るので,

冷蔵庫にて保管します。

 

散布しようか迷いましたが,

筆で枝に塗りました。

 

暁紅は2鉢上げましたが

三枝の差が大きいです。

 

どちらも塗りました。

 

細く枝が伸びると思います。

 

使えないかもです。