さし芽をした後に
管理するための
簡易な育苗ハウスを,
ハウスの中に作りました。
さし芽だけにしか使わない道具を,
1年ぶりに準備したり,
1年前に支柱を立てた穴を
探したりと,
以前は早く終わっていましたが,
段々と作業時間も
長くなっているようです。
育苗ハウスの中は25℃以上,
湿度は90%以上に
保つのが良いのですが,
さし芽後の5月上旬頃は,
気温が上がるので,
育苗ハウスの中は30℃以上になり,
湿度も90%以上に
保つのは難しいです。
しかし,
少しくらい高くなったり,
低くなったりしても,
特に問題はないようです。
また,
日中の育苗ハウスの中の明るさは,
10,000~20,000ルクスにします。
ちなみに,
晴天時の日陰が
約10,000ルクスです。
地温17度~20度前後で,
約2週間で発根しますが,
朝晩は寒い日がありますので,
短期間に確実に発根させるために,
電気園芸マットを使います。
上にかけるシートは,
イネの苗を作るときに使う
健苗シートですが,
このシートですと,
必要な明るさが確保できます。
育苗ハウス設置前
鉢とパレットを移動して
設置開始です。
広くなりましたが,
設置が終わると狭くなります。
昨年まで,
支柱を立てた穴です。
支柱の穴を見つけると
支柱を立てて
パレットを置きます。
支柱は8本立てますが
一昨年支柱が折れました。
園芸電気マットを敷きます。
マットが高いので
半分しか敷きません。
さし芽箱を置く
位置を決めます。
さし芽,
600本以上は置けます。
全体に健苗シートをかけて
作業終了です。
長さが4mくらいあるので
ハウス内が窮屈になります。