育苗ハウス準備 | tadasi331のブログ 岡ちゃんの菊の世界

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菊を栽培しはじめて29年目を迎えます。巨大輪の菊を咲かせるために毎年試行錯誤してきました。仲間と語り合い,より長く菊作りを続けるためにも,このブログを継続し記録として残し,小さな達成感を感じながら日々を過ごせたらと思っています。

さし芽をした後に

管理するための

簡易な育苗ハウスを,

ハウスの中に作りました。

 

さし芽だけにしか使わない道具を,

1年ぶりに準備したり,

1年前に支柱を立てた穴を

探したりと,

以前は早く終わっていましたが,

段々と作業時間も

長くなっているようです。

 

育苗ハウスの中は25℃以上,

湿度は90%以上に

保つのが良いのですが,

さし芽後の5月上旬頃は,

気温が上がるので,

育苗ハウスの中は30℃以上になり,

湿度も90%以上に

保つのは難しいです。

 

しかし,

少しくらい高くなったり,

低くなったりしても,

特に問題はないようです。

 

また,

日中の育苗ハウスの中の明るさは,

10,000~20,000ルクスにします。

 

ちなみに,

晴天時の日陰が

約10,000ルクスです。

 

地温17度~20度前後で,

約2週間で発根しますが,

朝晩は寒い日がありますので,

短期間に確実に発根させるために,

電気園芸マットを使います。

 

上にかけるシートは,

イネの苗を作るときに使う

健苗シートですが,

このシートですと,

必要な明るさが確保できます。

 

育苗ハウス設置前

 

鉢とパレットを移動して

設置開始です。

 

広くなりましたが,

設置が終わると狭くなります。

 

昨年まで,

支柱を立てた穴です。

 

支柱の穴を見つけると

支柱を立てて

パレットを置きます。

 

支柱は8本立てますが

一昨年支柱が折れました。

 

園芸電気マットを敷きます。

 

マットが高いので

半分しか敷きません。

 

さし芽箱を置く

位置を決めます。

 

さし芽,

600本以上は置けます。

 

全体に健苗シートをかけて

作業終了です。

 

長さが4mくらいあるので

ハウス内が窮屈になります。