リン・ヘイテツ ソロピアノライブ on YouTube
5月15日にスタジオ・マルルーで開催したリン・ヘイテツ氏のソロライブのYouTubeでのアップが完了した。
フルスクリーンによる高画質映像&高音質での動画である。今回のライブではピアニストの真正面にカメラを設置して撮影をおこなった。
昨年および一昨年に開催した福田重男氏のYouTube動画は世界中からアクセスがあり、曲によっては再生回数が12,000回以上のものも出てきている。今回のリンさんの動画もできるだけ多くの方々に視聴していただき、すばらしいピアニストの演奏を楽しんでもらいたいものだ。魔法のような音が次から次へと出てくる。まるで宝石箱をひっくり返したような楽しさである。
ソロライブの全12曲は以下の通りである。これらは、スタジオ・マルルーのHPのアーカイブでもアップしているので、こちらのサイトでも視聴可能である。
【1stステージ】
まずはスタンダードナンバー「虹の彼方に」でライブがスタート。オルゴールが鳴りだしたかを思わせる静かな滑り出し
You'd be so nice to come home to
ヘレンメリルの録音で超有名になった曲。ジャズ・ヴォーカルの定番である
In a Sentimental Mood
聴いた瞬間、ドビュッシーの前奏曲集「沈める寺」を思い出した。ジャズ特有のスイング感が削ぎ落とされ、さながら近代音楽のピアノコンサートの雰囲気である
Darn that Dream
通常はバラードだが3拍子での演奏。「決して叶わない夢なんかもうたくさん、まっぴらごめんだ!」というのがこの曲の内容である
Alone Together
AloneなのにどうしてTogetherなのか?-リンさんのMCより
Confirmation
チャーリー・パーカーの乗りの良いブルース
【2ndステージ】
1938年に書かれた曲。「Old Folks at Home(邦題:スワニー河)」とは全く関係はない。古き良き時代のアメリカの雰囲気だね。ほっとする感じ
Body and Soul
超有名なスタンダードナンバー「身も心も」。実に熱情的な演奏である
Like Someone in Love
ジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲。もとは映画音楽だったが、映画は全くの不作で曲はスタンダードナンバーになった。実にリラックスした良い演奏である
I Fall in Love too Easily
フランク・シナトラがミュージカル映画で歌った曲
Anthropology
コンファメーションと同じくチャーリー・パーカーの作品。スリリングな展開が快い
All the Way
アンコール曲。しっとり心に染み入る演奏である
太田忠の縦横無尽
「リン・ヘイテツ ソロピアノライブon YouTube」 **太田忠投資評価研究所のHPはこちら**