医者じゃなく一般人としてのいち意見です。
発達障害は他の病気と違って「ここから先が」という線引きが無くグラデーションになってます。
なのでグレーゾーンがいるわけ。
でも突き詰めれば僕らも含めた健常な人にだって、発達障害的な側面が少なからず存在して持ち合わせているものなのです。
発達障害じゃない人なんて世の中に一人もいないとすら言える。
それが強く出るか弱く出るかであったり、あって困る事象か困らない事象かであったり、程度問題によったりする。
そしてそれを病気かどうか決めてるのは「社会生活するうえで支障があるかどうか」ってのが物差しになってる。
あくまでも我々の社会生活の基準からみてどうか、ってわけ。
自分や他人に迷惑じゃないかが基準であり物差し。
授業中に歩き回ってしまう子がいたとしたら、その子は「ほかの子の授業の妨げになるから」という判断材料により発達障害という診断がついてしまう。
授業そのものがない社会なら、そこ子は発達障害とは言われなかったかもしれない。
攻撃性の強い発達障害(と診断されてる)の人がいたとして他人を傷つける恐れがあるから施設に入れられてたとする。
でもそういう人ってのは原始時代ではもしかしたら力でのし上がって村長とかに祭り上げられ国を興し英雄として名を遺してたかもしれない。
あくまでもその時その時の社会に都合の良い物差しによって決められるものなんだよね。