他人あるいはモノに対して不平不満や怒りをぶつけることってのは、怒りを抑えるのに実は効果的でない。

 

怒りをぶちまけて、ああスッキリ!とはならないことが精神医学的・脳科学的に証明されてるんです。

 

それよりも深呼吸とか瞑想とかマインドフルネスといった、心を静める方向にもってったほうが怒りを抑えるのにはるかに効果的であることも分かってます。

 

 

サンドバックを殴る・蹴るとか、ジョギングなどの運動をするとか、あるいは皿を投げつけて叩き割るとか、こうやって怒りを発散させる方法もよく言われます。

 

が、こういった覚醒度を高める方向に働くアクティビティによって怒りが「発散される」ということは科学的に立証されてないんだよね実は。

 

逆に覚醒レベルの高まりでより興奮してより攻撃的になり、心血管系へのダメージも大きくなる。

 

 

僕も嫌なことがあったら思い切ってランニングして汗かいてスッキリする、、、けれどそれってのは逆効果だったようです。

 

それよりも覚醒度を下げる方向に向けたほうが、効果的に怒りを抑えることができます。

 

 

怒ったもん負けってこと。