結局のところ遠征に中々行かなくなってしまったのは機材が重く面倒くさいからでした。
ビクセンのAX103Sは素晴らしい鏡筒だけど、その性能を引き出すためには赤道儀をちゃんとセッティングして精密にガイドしないと難しい。
となるとどうしても大がかりな装備になってしまいます。
一方で電視観望セットはお手軽すぎて都心の自宅でも撮れてしまうため、これはこれで遠征する気になってこない。
(わがままなヤツだ)
撮影対象によるけれど、短焦点の撮影も中々面白いことに気付いてきたので、となるともっと軽量な望遠鏡で、軽量なマウントにまとめれば遠征が簡単になりそう。
電視観望で大活躍している自動導入経緯台AZ-GTiは、結局経緯台なので長時間追尾していると周囲が欠けてしまうので、やはり赤道儀で長時間ガイド撮影はしたい。
AZ-GTiを赤道儀使用に改造できるらしいのですが、色んなレビューをみると「失敗すると取り返しがつかなくなる」んだそうでメーカーも推奨していないしちょっと怖い。
それで色々と探してたら同じメーカーからポータブル赤道儀が出てるじゃないですか。
StarAdventurer GTi
大きさはAZ-GTiとさほど変わらなくて2.9Kgという超軽量。
片手で持てます。
(今使ってるSXD2は9.2Kg・・・)
極軸望遠鏡もついててWiFi接続による自動導入、これが便利なんだ・・・
手持ちのカメラ三脚に載せられるので、手軽に遠征ができそう。
しかもしかも、スマホ用のモバイルバッテリーで稼働してしまう!!
(バッテリーの重さは長年の課題でした)
これを買って、小さめな望遠鏡でガイドシステムを組んでみようかな。
(搭載重量は5Kgだそうです)
手持ちのとなるとZenithStar80EDが候補かな。
もう生産中止しているけど、とっても使い勝手が良くて活躍してます。
ちなみにこちらの製品紹介ページ一番下にでてる作品例ですが、僕が撮ったヤツなですよ~
こんなガチにやってた頃もあったけっけ・・・(遠い目)
ともあれやはりフットワークを軽くするためには、このあたりから改善していかないと、です。
Zenithstar80EDで撮ったアンドロメダ銀河