マスクをし続けることにより、表情が伝わりづらくなり子供の発達に影響が出る。

 

こういう指摘があります。

 

親にしろ保育士にしろ、自分の周りにいる大人がみんなマスクをして目しか見れない状況が、もうかれこれ2年以上続いているわけです。

 

顔の全貌を見る機会が減って、つまり人の表情というのを学ぶ機会が減ってしまうことによる弊害があるのでは、そう言われています。

 

 

実際にこのコロナの2年間も乳幼児健診で絶えず赤ちゃんを見つづけてきましたが、そこで気付いたのがマスクをしてても意外に赤ちゃんは目を合わせてくれるし笑ってくれる、でした。

 

物々しいマスクを付けて目しか見えない人が現れても、赤ちゃんは笑ってくれたわけです。

 

マスクを怖がって泣くだろうと、コロナ前はマスクを付けずに診療をしてきたわけですが、マスクを付けてても子供は泣かないのか?と気付きました。

 

なるほど表情の全貌が見えなくても、目だけで伝わるものなんだな、マスクにより発達に影響が出ると危惧されてたけど杞憂に終わるかもね、と。

 

マスク生活でも子供達は正常に発達していくものなのかもね、と。

 

 

ところが、ここからは僕だけの経験で僕だけの見解かも知れませんが・・・

 

人見知りする赤ちゃんが減った気がします。

 

つまり本来は人見知り(親とそれ以外の人を見分けられるようになる重要な発達の指標)すべき時期の生後6~7ヶ月くらいの赤ちゃんが、みんなニコニコしているんです。

 

 

もちろん人見知りしないイコールすべて発達障害・自閉症とは言いません。

 

正常な赤ちゃんでも人見知りをあまりしなくてニコニコしている子はいます。

 

が、その割合が、なんだか増えた気がする。。。

 

 

 

相手が誰であれ怖がらずニコニコしている赤ちゃんたち。。

 

そこにマスクが影響しているのか、そしてそれが今後の発達にどう影響するか。

 

それは分りません。