勝った方が負け、というルールのジャンケンを子供の幼稚園では「アメリカじゃんけん」と呼んでます。
何故アメリカなのか謎だし、そもそもうちの子の幼稚園だけの超ローカルルールなのかも分かりません。
皆さんご存知ですか??



さて。


この時期僕がよく使う用語「しょ~がない」。。。
 
病気で受診してその子の病気が「しょ~がない」と言われたら親としては身もふたもない思いになってしまうかもしれませんが、、、つい口に出てしまいます。
 

4月は新入園の時期。
 
これまで風邪もらったこともなかったお子さんが、いきなり感染症の巣窟である保育園に入るので、たちまち風邪をひいてしまうもんです。
 
やっとこさ保育園が決まって、ママもいざ仕事復帰!って矢先に子供が熱出して呼び出し・・・
 

入園初日から熱出す子もいるけど、多いパターンとしてはこの連休前後です。
 
入園当初はまだ緊張しているせいか、比較的風邪をもらいにくいようです。
それが、慣れてきて疲れも蓄積して弱ってくる連休前後に風邪をひき始めるパターンですね。
 
なので4月下旬から5月ってのは、気候は比較的良いにもかかわらず何故か小児科がプチ混雑する時期なんです。
 

まあ保育園に入った以上、毎月その時期「旬」の風邪を繰り返しもらい続けるのは仕方ないし試練です。
 
一通り「旬」を経験すると免疫ができるのか、来年以降は風邪をひく頻度が減るもんです。
 
なので今年1年は「しょ~がないよ」となるわけですね。。。
 

かくいう当院だって、やっと保育園が見つかって4月から職場復帰した看護師がいますが、4月は数えるくらいしか出勤しませんでした・・・
 
僕はもちろん事情をよく知っているし、当然職場の理解もあるので良いのですが、果たして世の中の職場はこうやってお子さんの事情で早退や欠勤するママ社員を寛容に見守れてるでしょうか。。。ちょっと心配になります。
 

毎週のように風邪をひいて呼び出し、小児科受診をしてくるママは皆さん
「こんなに風邪ひいて、この子は何か病気なのでは?」
と心配される方も多いです。
 
何の免疫もない子をいきなり保育園に入れたらたちまち風邪の洗礼を受けまくるわけで、
「しょ~がないよ」
と言って差し上げます。
 
時には、
「もうこれ以上会社休めません・・・」
と言われることもあります。
 
心苦しいけど
「しょ~がないよね・・・」
と言って差し上げます。
 

そう言われても何も解決しないんですがね・・・