ブログネタ:【3回目】アクエリアス~Move You~ ランニング
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今日出場予定だった東京30Kは回避することに決めました。
理由は色々。
天候もあるし、とにかく体調が良くないのはいつものことなんですが、それに加えて今はまだ書けないのですがプライベートな事情もあり走りに出てるわけにはいかなくなってしまったためです。。
1月は年明けの走り初め15キロと、仲間と出場した品川マラソンフェスタ21キロだけ・・・
有里コーチに怒られる~
さて・・・
フルマラソンの前に30キロを走っておくことってのは色々なメリットがあるそうです。
もちろん長距離を走って自身をつけるというのもありますが、一番大きいメリットは、エネルギー貯蔵のためです。
フルマラソンって、想像以上にエネルギーを消費します。
いくら食べながら走っても、体に蓄えているエネルギーは完全に枯渇します。
僕もフルマラソンを走った後は、あんなに食べて飲んだはずなのに3キロは体重が減ってました。
ここで言うエネルギーとは「グリコーゲン」のことです。
エネルギーとして利用されるのはグルコースですが、それが貯蔵された形なのがグリコーゲンです。
具体的な貯蔵場所は肝臓や筋肉です。
それらが必要に応じて引き出されてきてグルコースとなりエネルギーとして消費されるわけです。
ところがこのグリコーゲンには当然ながら限りがあります。
フルマラソンくらい長時間エネルギーを消費するような運動をしていると、体中のグリコーゲンを使い切ってしまうことがあります。
そうならないように走りながら給水のほかに色々と食べてグルコースを補給し続けるのですが、それでも間に合わないことがあります。
よく「30キロ過ぎて失速した」と聞くのは、このグリコーゲンを消費しつくしてしまったために起こるガス欠なんですね。
体にあるグリコーゲンを完全に使い切るのが、だいたい30キロくらいだと言われてます。
それはランナーの方なら経験があるかと思います。
で、フルマラソンに向けて、42キロ分のグリコーゲンを蓄えなければならないのですが、そう簡単にはいきません。
いくら糖質を多く摂ったとしても、燃費の悪い脂肪ばかりが増えてしまい、グリコーゲンはなかなか増えないものです。
そもそも、元々貯めておけるグリコーゲンの量には限界があって、それ以上は貯蔵されないようになってるんですね。
で、このグリコーゲンを貯められる「器」ってのは人それぞれです。
器が大きければフルマラソン完走できるし、器が小さいとガス欠を起こしてしまうわけ。
この器、一旦すべて出し切ると次は大きくなることが分かってます。
つまり一度グリコーゲンをすべて消費させておくと、再度補給すると前よりも多くのグリコーゲンを蓄えることができるようになるんです。
なので30キロを走っておく必要があるんですね。
枯渇したグリコーゲンが回復するのに2~3週間かかるらしいので、逆算してフルマラソンの2~3週間前に一度30キロを走っておくことは非常に意義があるってことになります。
今日僕が出るはずだった東京30Kも、ちょうど来月の東京マラソンに出られる方にとっては格好の練習になるわけです。
一旦すべてのグリコーゲンを燃やし切ることが次につながるわけなんですね。