情熱をもってやっていることですが、当然ながら責任も伴います。


最も大きいのは、「病気の子供を預かるという責任」ですね。


ママ達が安心して預けられるよう、万全の態勢を敷かねばなりません。

医療スタッフ(医師・看護師など)の配置や役割分担、定期的な回診、急変時の対応・・・


どのような不測の事態が生じても混乱することなく対応できるよう、マニュアルを作成し、日々シミュレーション訓練をしています

特に僕などは普段は隣のクリニックで診療業務にあたっているわけで、僕にのしかかる責任は大きいのと同時に、より一層のリスクマネージメントが要求されます。


年に何度か報道される、保育所での事故。

有名なのは「うつぶせ寝による呼吸停止・突然死」ですね。

残念なことに、どれだけ現場が注意を払っても後を絶ちません。


健康な子供でも起こる突然死ですから、病気の子となればそのリスクはより高まります。

当然ながら睡眠中は保育士が横から絶対に離れないよう厳しく指示してはいますが、それでも複数人の病児を見るとなると中々そうはいかないケースも生じる場合があります。


そこでBlueLagoonでは「ベビーセンス」を導入しています。


これは実際に病院のNICUなどで実際に使用されているものと同じ、呼吸監視モニターです。


肌に装着することなく呼吸を感知するので子供の負担もゼロ。

万が一呼吸が一定時間以上停止した場合にはアラームが鳴ります。

不測の事態に1秒でも早く対応できるためです。


医療機器なので非常に高価でしたが、人数分購入しました。

BlueLagoonではどのような年齢でどのような状態のお子さんでも、睡眠時には必ずベビーセンスを使用します。


当然ながら保育士の「目」で常時監視することが前提ではあるのですが、こういった機器を併用することにより、万が一の際の対応をより迅速に効果的に行えるよう、備えています。


ベビーセンスを人数分用意している病児保育施設はおそらく他にはないのでは??


でも病気の子供を預かる以上、お金には代えられない大事なものがあります。

リスクマネージメントに関しては投資は惜しみません。