1回遠征して思う存分撮影が出来るとブログネタ3回分くらいになるので助かります。
この日の遠征は赤道儀の不調を除けば文句なし!
空は澄み切ってシーイングも良好だし、湿度もそれほど高くなく結露に悩まされることはありませんでした。
さて僕が設立した医療法人の名称にもなっているペルセウス座。
そこにある二重星団は、僕が大好きな天体の一つです。
鏡筒:WilliamOptics Zenithstar80ED(0.8RD 436mm)
赤道儀:Losmandy G11
カメラ:CanonEOS60D(SEO-COOLED) -1.5℃
ガイド:Lodestar-PHDguiding/miniBORG60ED
ISO:800/3min×8
二重星団を始めて観たのは、お富さん所有のFLT98にイーソス13mmを載せて観させていただいた時でした。
視野いっぱいに散らばる星たち。
その中にひときわ星が密集した二重星団がいる。
星たちはそれぞれ明るさや色が様々で、さながら宝石をちりばめたよう。
実に感動したものです。
星の宝石箱や~
本当にこれを眼視すると感動するのです。
でもってこの感動を是非残したい!
そう思い撮影するのですが、写真になると何の変哲もないただの星団が2個並んでいるだけ・・・
どうしても眼視で観るような感動を写真で表現できないんです。
僕は撮影派ですが、観望派の方々が何故か撮影派に転向しないで眼視観望にこだわるのは、この辺に理由があるんだと思います。
目に見えない星雲を派手に表現することは撮影で出来ます。
ですが、目に見える天体を、その美しさそのままに写真に残すことは難しい。
というか不可能でしょう。
今回残した写真を見て、「あ、こんなもんか」と思わないでください。
二重星団はとっても感動します!
宝石箱なんです!!
この感動を伝えられないのがもどかしい・・・