先日当院で「土星観測会」を開催しました。
天体観測会を主催するのは開業当初からの僕の夢だったのですが、あまり山奥だと皆さんが来づらいかと思い、都心でも見える土星に対象を絞って、光害地まっただ中で開催しました。
結果は大盛況で、是非第2弾も早々に行いたいと思ってます。
ところがこの土星、一応マイナス1等級で輝いてはいますが、高倍率で観察となると非常に暗い。
今回の観測会で投入したのが10センチのAX103Sと8センチのじぇに君。
口径不足ということもありますが、土星を大写しにするにはちょっと短焦点ですよね。
明るくて高倍率・・・そうなるとそうとう大きな鏡筒になってしまいます。
今買おうと思っている笠井トレーディングGS200RCなら、20センチF8。手持ちのアイピースなら800倍にして土星が観れます。
これなら相当迫力があるでしょうね。
ただ、今や主力機となったG11を運ぶのは非常に骨が折れます・・・
だったら、思い切って観測会専用の観望用望遠鏡を用意してしまってはどうか。
そう思い見つけたのがこれ。
カナダ製の口径30センチのドブソニアンです!!
30㎝F5は実に観望向け!
しかも自動導入つき!
価格も口径の割には超お手頃!
観望派が最後に行きつく所はドブだと言われますが、それが分かる気がしますねえ。
星ソムリエのカピ様が使っておられますが、観望会などではその威力を充分に生かしてくれることでしょう。
ネックはでかい事。
と思ったら、意外にコンパクトにまとめることが出来るらしく、当院の観望会用としか使用しないのならクリニックの倉庫に置いておけば誰にも文句は言われないし・・・
観測会であれだけの人数を動員できたことだし、クリニックの経費で買っても税務署は文句言わないかな??