以前、待ち時間短縮の話をしました。


先日医師会で、僕と同時期に開業した先生とお話ししたのですが、

「スタッフが全然動いてくれない」

「受付を5人配置してるのに間に合わない」

「ちょっとオーバーワークになると、すぐ辞めてしまう」

なんて事で非常に困っておられるようでした。


・・・そんなクリニックもあるんですね。


当院は基本的に受付2人・看護師2人体制です。

この人数で、患者さんが何百人来ようと充分です!!


これまで何度も言ってきたように、当院最大の強みはスタッフのチームワークです。

若く絶対的な経験の少ない僕らですが、チームワークがそれをカバーしてます。


この前もこんなことがありました。


看護師の1人がインフルエンザにかかってしまい急きょ欠勤。

1週間で一番忙しい月曜日なのに、受付2人・看護師1人で診療を進めねばなりませんでした。

でも、結局午前だけで80人もの患者さんが殺到したのですが、滞りなく12時過ぎには終了したのです。

その時感じたのですが、スタッフ1人1人が実に優秀!


例えば、

僕が診察、

看護師1人は診察介助、

インフルエンザの検査の為、鼻に綿棒を入れる、

当然看護師は子供を抑える、検査した後は看護師は子供にティッシュを渡し母親へお待ちいただくよう説明、

取り終えた綿棒を僕が後ろへ、

するとすでに受付スタッフが1人診察室に回ってきていて、綿棒を受け取り検査開始、、、

説明を終えた看護師が戻り、検査を引き継ぐ、

受付スタッフは受付に戻り受付・会計業務にもどる。。。


こういった一連の動きが、僕が教えたわけでもないのに自然に出来てしまってるんです。

なんてことない事ですが、実に見事なコンビネーションです。


自分に与えられた持ち場だけでなく、他の場所のスタッフの動きにも目を配っているからこそ出来ることですね。


すべてにおいて実にうまくコンビネーションが決まるので、結果的にお子さんやママもストレスなくお帰りいただくことが出来ているんですね。

さらにお気づきと思いますが、待合室にいるお子さんとのやり取り、ママとの雑談にも笑顔で応対しているはずです。


なかなか信頼できるスタッフに恵まれず困っている先生がいるなか、僕はとても幸せです。


うちのスタッフは僕の宝です!!