一部の心ない病院が買占めた(以前の記事を参照) ため供給が足りなくなり、一時接種中止とされていた子宮頚癌ワクチンが再開になりました。
川崎市では中学1年生~高校1年生が無料で接種することができます。
(自費接種となると、3回で計4万円以上かかってしまいます)
子宮頚癌はHPVというウィルス感染が99%原因であることが分かっています。
原因がはっきりしている唯一の癌と言えるでしょう。
そのウィルスを予防することで、理論上子宮頚癌の発症を99%抑えることができる大変すばらしいワクチンです。
ここ数年、30代くらいの若い女性の子宮頚癌が急増しおり、問題となってます。
HPVは性行為で感染するので、性行為をして感染する前の年齢のうちにワクチンを接種することが非常に重要です。
なので中学1年から高校1年が無料化の対象になってます。
筋肉注射なので非常に痛いのですが、将来子宮頚癌を予防できる唯一の方法です。
是非お子さんの将来のために接種させてあげましょう。
接種回数は3回。
1カ月おきに2回、半年後に1回です。
当院でも子宮頚癌ワクチンを扱っております。
ただ、予防接種そのものの予約が非常にとりづらいので、大変です・・・