前回の続きです。
夏風邪が増えてきて患者数は増える一方・・・僕の体力もキツキツです。
そんな中、もう一つ問題点があります。
それは予防接種。
予防接種の予約枠は2週間先まで埋まってしまっており、慢性的に予約が取りづらい状況が続いています。
不活化ポリオだけでなく、他の普通のワクチンも予約が争奪戦になってしまっています。
理由としては、
1.この地域に予防接種ができる小児科が少ない
2.ヒブ・肺炎球菌がタダになったため接種希望者が増えた
3.当院をかかりつけに選んでくれる方が増えてきたため
ありがたいことではありますが、それに慢心しているわけにもいきません。
当院で接種したいのに予約が取れず仕方なく他のクリニックで受けた、なんて人も多くなってきました。
これは問題です。
それではもっと予防接種の枠を増やせばいいじゃないかという話になりますが、今の予防接種専用時間帯の中での人数を増やすことは物理的に難しい。
ただでさえ7月から優秀なスタッフが2人も抜けてしまい、予防接種の業務をこれまで通り円滑にできなくなりつつある中、さらに密度を増やすのは無理、というか危険でしょう。
それならば一般診療の時間を削って予防接種専用の時間を延長してはどうか、という案もありました。
通常は夏は小児科の患者が減るので、一般診療を少なくしてその代わり予防接種を延長するのが理想ではあります。
ところが当院、一般診療の患者が減る傾向がなく、時間を削ることが不可能な状況・・・
ではでは、診療時間そのものを延長してはどうか。
それはヤダ・・・
しかも節電中なので延長は現実的ではありませんし(なんか言い訳っぽい)。
自分の体力も限界が近いし、スタッフも少ないし、そんな中でより多くの人にワクチンを接種してもらう策が見当たらない・・・
もう八方ふさがりです。
どなたかアイデアを下さい!!