梅雨のこの時期、天候の変動も激しいせいか体調を崩す方、多いことでしょう。

子供とて同様、風邪をひく、ひいた風邪が治りにくい、っといった患者さんが多いです。


そうはいってもですね、、、

多すぎます・・・


体調を崩しやすい時期とはいえ、気温が上がってくるこの時期は、小児科医にとって閑散期

患者数も少ないので、院長室にこもって内職したり、勉強したり、ブログのネタを考えたり・・・本来ならそうやって過ごす時期であるはずです。

そして何よりも、体力を温存することで来るべき秋~冬の激烈なインフルエンザの嵐に備える時期でもあります。


ところが、4月の新学期の時期はまだしも、5月・6月と患者数は増える一方・・・


100人近く毎日来院されます。。。


非常に幸いなことに、これを「放射線の影響だわ!」と騒ぐ愚かな親はこの地域にはおられないので助かりますが。


それでもさすがに疲れます・・・


あれだけ信頼を寄せていたキューピーが最近は全然効かない・・・

(以前の記事「恐るべしキューピー」)



もちろんこれは、嬉しい悲鳴と受け取らなければなりません。

これだけの患者さまの来院があるからこそ、当院の経営が成り立っているわけで。

そのおかげで、当院自慢のスタッフにも十分なお給料を支払えますし、僕自身の趣味にも些少ではありますがお金を投入できているわけで・・・

(あくまで強調しておきますが僕の趣味は子供達の為なのです!

繰り返しになりますが、小児科の収益は患者数にほぼ比例しますので、これは本当にうれしいことなのです。

(以前の記事「小児科は牛丼屋」)


また、どんな些細なことでも気軽に行ける駆け込み寺」が当院の目指すクリニック像であり、結果的に(他の病院では「こんなことで来るな!」と怒られるような)些細なことでも遠慮なしに受診してくださるママ達も増えてきているので、僕らが展開する医療が地域に浸透してきている証拠だと思うと、これは喜ばしいことですよね。


「たいした症状じゃないのにこの子がどうしても来たがるので・・」というママも増えてきましたし、最近はさらにエスカレートして、風邪でも何でもないのに魚だけ見に来る子まで現れる始末。

まあこれはこれで本来は問題なのですが、それでも当院に「行きたい!」と思っていくれる子供たちが増えていることは、小児科医冥利に尽きるって感じですね。


まあそんなこんなもあり、最近は本当に忙しい・・・



何とかしてこの、蓄積した疲労を取らなければ、冬を乗り越えられない・・・・


何か良い方法を教えてください!!