観測会の続きです。
この日は以前から作成を依頼していたFTフードが完成したとのことで、引き取り早速取り付けてみました。
湿度が高く、機材がびしょびしょになる夜でしたが、AX103sのレンズはいたって綺麗!!
う~ん素晴らしい!!
値は張りましたが、ヒーターが不要になるというのは大きい。
早速ガイド鏡のminiBORG60ED用のも作成してもらうため、その場で採寸してもらっちゃいました!!
各メーカーにも顔が利く人物が多数いるこの同好会、とても強力です。
入会してよかったなあ~。
さて、夜半を過ぎて晴れてきたので、本格的に撮影に入りました。
始めに無謀にも「北アメリカ星雲」を撮ってみたのですが、無改造カメラでは星しか映っていなかったので、すぐ諦めました・・・
VixenSXD-AX103s/レデューサー無
CanonEOSKissX2(無改造)/フィルター無
OG:NexGuide-miniBORG60ED
ISO800/露出4分×8
今まではISO1600で撮り続けてきましたが、皆様の助言により感度を下げて撮影。
球状星団にはあまり興味がなかったのですが、意外に面白いですね。
次に前回のリベンジ、三裂星雲です。
ガイドが上手くいっているのであれば、感度を下げて露出を倍にした方がザラつきの少ない写真になるとの助言通り、感度を下げて露出時間を12分に。
これで10枚撮るぞ!!と思っていたら3時を過ぎたあたりから空が明るく・・・
天文薄明が始まってしまいました・・・結局5枚だけ。
夏の夜は短いですね・・・
VixenSXD-AX103s/レデューサー無
CanonEOSKissX2(無改造)/フィルター無
OG:NexGuide-miniBORG60ED
ISO800/露出12分×5/ダーク処理
今回は真面目にダーク処理もしました。
以前の写真(こちらの記事) と比べても違いは明らか。
本当はもっと枚数が欲しかったのですが、まあこんなもんでしょう。
三裂星雲は大好きなので、今度またリベンジです!
でも、このあたりがノーマルカメラの処理の限界でしょう・・・
X2の改造をしようと思っています。
皆様のおススメ通り、SEO-SP2EさらにCOOLEDでしょうか・・・
いったい諭吉さんが何人行方不明になることやら。
さらに、同好会のプロの方々が僕の望遠鏡の周りに集まり、皆様からあれやこれやご指導をいただきましたが、ほぼ全員一致で指摘されたのはガイドマウントでした。
確実にダメとのこと・・・
以前より固定が強化されているとはいえ、やはりこれが失敗の90%の原因を作るとのこと。
ガイド星探しに苦労するかもしれませんが、鏡筒に直固定しイメージシフトを使う方向に再改造しようか、考えております・・・
これでまたまた諭吉さんが・・・