今までガイド鏡は、AX103sに付いているキャリーハンドルの上に、ガイドマウントをネジ1本で固定していました。
キャリーハンドルも1点固定、しかも浮いている。
ガイドマウントも1点固定。
確かにしっかりと固定はされていますが、見た目に明らかに不安定そうですよね。
でも前回の遠征でのガイド失敗の原因がこのあたりにあるのではと思うんです。
ガイド鏡がガイド星をちゃんと追尾しているのにもかかわらず、星が流れたり流れなかったりする・・・
これは、主鏡とガイド鏡の間にわずかな目に見えないモーメントが生じてしまっているためと考えました。
そこで改造に踏み切りました!
具体的には、キャリーハンドルを外して「誠報社ブリッジプレート」を購入。
キャリーハンドル上で頼りなそうだった所をプレートに代え、しっかり2点固定。
加えてガイドマウントもプレートに2点固定。
これにより「高さ」も約2㎝低くなるので、重心もより安定します。
ガイド鏡およびガイドマウントも、AX103sにしっかり張り付く形になるので、鏡筒間のモーメントも生じにくくなるでしょう。
キャリーハンドルを捨てるのは非常に残念です。
持ち運びや取り付け作業も楽だったので。
でも、よりよい写真を求めて、あえて便利なキャリーハンドルを捨てました。
さ、これでどんな写真が撮れますかねえ??