「冬型の気圧配置」

ということは、関東平野はカラッと晴れるということでして、昨夜ははりきって遠征してきました。


まずM51をもっとちゃんと撮ろうと思い、撮影開始。


ところが星像が流れてしまってます・・・

極軸を合わせ治しても変わらず・・・


今夜は一人で、そばにアドバイスしてくれる先輩がいないので自分で解決せねば。


NexGuideの液晶に表示されるガイド星をよく見てみると、どうも周期的に「縦方向」にゆっくり振動しています。

でもってDEC修正がせっせと働いています。


これが噂の「DECすっ飛び現象」かえ??


と思ったのですが、すっ飛んでいるというよりは、周期的にゆっくりとした振動。

上に動いて行き過ぎて、今度は下に動いてまた行き過ぎて・・・

この振幅の分だけ星像が線になってしまっているものだと判断。


どうも縦方向の修正が強すぎるのではと思い、DEC方向の数値を最初の1600から900まで下げてみると、見事この振動が収まりました。


まだまだオートガイドそのものがよく理解できていないのと、NexGuideの英語マニュアルも完全に読破してないので、ビギナーズラックの域は脱していないようですが、とにかく今回の問題は解決。




院長ブログ
りょうけん座M51


VixenSXD-AX103s/レデューサーなし

CanonEOSKissX2(未改造)/フィルターなし

ISO1600/600sec×8

miniBORG60ED-NexGuideによるオートガイド

ステライメージ6にて画像処理



強拡大して見ると、若干「振動」が残っていますね。

これは今後の課題になるでしょう。


でも今までの「子持ち銀河」の中で一番の出来。

もちろんまだまだですが、これは院内掲示ものですな。


本当は15枚くらいコンポジットしたかったのですが、南中してしまったので8枚。



最初ちょっとグズったけど、

やはり僕のSXDはいい子です!!