当日は天気は曇り時々雨・・・

でもGPV天気予報によれば夜半過ぎより雲が切れてくるとのこと。


それを信じて23時過ぎに出発。


到着すると空一面雲・・・というか


車中で待つこと1時間、AM2時頃にようやく雲が切れてきました。


さっそくセッティング、撮影開始。


まだ雲が多かったので、拡大撮影に初挑戦!!


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土星

VixenSXD-AX103s/NLV5mm

CanonEOSKissX2

ISO800/2sec


ピント合わせが非常に難しい・・・

シーイングも悪かったようで、これが一番良く撮れたやつ。


そうしてる間に雲が一気に晴れたので、春の銀河の撮影開始!!



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かみのけ座NGC4565

VixenSXD-AX103s/レデューサーF5.6 

CanonEOSKissX2/LPS-P2

ISO1600/180sec×4/ノーガイド


銀河を横から見るとこんなに平べったいんですね。



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おとめ座銀河団(M86周辺)

VixenSXD-AX103s/レデューサーF5.6 

CanonEOSKissX2/LPS-P2

ISO1600/180sec×4/ノーガイド


おとめ座周辺は本当に銀河がたくさん。

ガイド撮影してもっと暗い銀河をたくさん写してみたいものです。



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おとめ座ソンブレロ銀河

VixenSXD-AX103s/レデューサーF5.6 

CanonEOSKissX2/LPS-P2

ISO1600/240sec×4/ノーガイド


前回も撮影した僕の一番好きな銀河を、今回は4分露出。

今回は3分以上でかなり流れてしまったのですが、気合いで極軸を合わせ直して渾身の4分露出。

多少流れてますが、気にならないでしょう。



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ヘルクレス座M13

VixenSXD-AX103s/レデューサーF5.6 

CanonEOSKissX2/LPS-P2

ISO1600/90sec×4/ノーガイド


「もっとも美しい球状星団」と言われてます。

星がた~くさん集まってますねえ。



そうしてる間に、東の空からさそり座が昇ってきました。

もう夏の星座なんですね。

僕の大好きなはもうすぐそこだ!!



<今回の感想>


1.バーティノフマスクでピント合わせしたが、うまく出来なかった・・・


ファインダーをのぞけば例の回析像が見れると思っていたんですが、撮影しながら確認するんですね。

ジャスピンの前なのか後ろなのか分からなかった・・・


2.ノーガイドでは頑張って240秒が限界でしょう


来月はオートガイドで長時間露出にトライ!!

撮影範囲が広がるなあ~


3.雨上がりで湿度が高く、機材がびしょぬれになっちゃいました・・・


今までの観測は乾燥した関東平野だったので気にならなかったのですが、さすがに今回の霧でかなり高湿だったようです。

機材のメンテナンスを考えねば。


4.やはり画像処理は難しい・・・


ダーク処理してコンポジットして処理しても、どうもノイズらしきザラつきが気になってしまう・・・

とくにトリミングすると余計目立ってしまって、とても院内に掲示できる代物とは言い難い。

これはどうしたらよいものか・・・

ISOを下げて(ガイド付きで)長時間露出すれはいいのでしょうか???




新月期が続きます。

次は土曜日に再び出陣します!!