よくこのブログで「患者数」のことで喜んだり嘆いたりしています。
小児科の収益は「診た患者の数」に比例します。
これが内科とか整形外科とか、大人の診療科だと話が違ってきます。
内科に行くと、
まず初診料(再診料)、
ん~血液検査でもしときましょうか、、
ついでに尿検査もしましょう、、、
おやおや、レントゲンも撮らなきゃですなあ、、、、
念のためエコーもしましょう、、、、、
もうこうなったら骨密度検査もしましょう、、、、、
内視鏡の予約もとりましょう、、、、、、
やったらやった分だけ費用がかかり、収益が上がります。
例えるならば大人の診療科は、さしずめ
「高級レストラン」
でしょうか。
コースの選択、ワインのチョイス、デザート・・・
オーダーによって価格は大幅に異なってきますね。
1皿8000円のフォアグラ、10000円の牛フィレステーキ、1本が15000円のボルドーワイン・・・・
お客さんんが少なくても、内容次第で収益が出ます。
ところが小児科は、「定額制」なんです。
なので、どんな検査をしようが、処置をしようが、価格は一律・・・
例えるならば「1皿280円の牛丼屋」ですね。
280円でボルドーワインを出せば大赤字です。
なので小児科では、この1皿280円の牛丼を何皿売りさばくかが収益を左右します。
つまり患者数が少ないと、つぶれてしまうんです!
ちなみに!
「牛丼屋」かもしれませんが、味とサービス(すなわち医療そのもの)は他店にはない超一流を心がけておりますのでご安心を!
乳幼児医療証があれば患者負担はゼロです。
皆さん!!小児科を受診しましょう!!!
牛丼店店長より。