地元地銀で住宅ローン審査落ち、信金でなんとか住宅ローンが通ったのに、コロナ禍で紆余曲折しながら、マイホームを建設中です。
2月中旬になって、完全に工事は、ストップしてしまいます。
工務店社長の対応に、さすがに我慢も限界に達しました。
もはや、法に頼るしかない。
こちらには、契約書というものがあるんだ！
近所の弁護士事務所を調べて、アポをとり、弁護士の後ろ盾があれば、あのボンクラ社長でもさすがに本気でなんとかするだろう。と、
僕は意気揚々と弁護士事務所に向かいました。
ここで聞きたかったのは主に、
引渡しの期限が過ぎた事を理由に解約できるのか？
解約したさい、損害賠償は、請求できるのか？
契約書にない地盤改良費用を払う義務があるのか？
という事でした。
結論から言えば、
弁護士さんの答えは、僕の意に沿うものではありませんでした。
｢解約は、しようと思えばいつでもできます。ただし、工務店側が被る損害分を支払えば、です。｣
つまり、こちらが賠償金を払えば、いつでも解約できるという事です。
確かに、よくよく考えれば、急に解約されれば、工務店側も損害を被るわけですから、当然といえば当然なのですが、引渡し期限が契約書に明記されているのに、それを無視しても、こちらが解約金を払わなければならないのは、釈然とはしません。
弁護士さんは、｢もちろん、こちらが払っている額が現在出来上がっている部分の金額と、工務店が被る損害額をプラスした額より多ければ、いくらか請求できる可能性は、あります。｣｢現実的には、難しいし、時間もかかりますね｣と、おっしゃります。
｢ただ、契約の引渡し期日を過ぎて、こちらが被った分の損害額の請求はできます。｣とのこと
つまり、僕たちができる事は、引渡しが伸びた分のわずかの損害金をもらって、完成まで、何ヶ月でも待つしかない。と言う事です。
契約書に記載がない地盤改良費用については、｢やはり、地盤改良しないと建てれないわけですから、費用を折半にされたのは、妥当なとこだとは思います。｣という回答でした。
結局、最終手段の法にすがつもりだったのに、思ったような回答は、得られず(相談料は、30分以内だったので、無料でした
)弁護士事務所を後にしました。