よしっ
今年もしっかりと初詣に行こうっ
ということで、毎年恒例の金峰山へ初詣登山に行くことにする。
~金峰山~
熊本市のほとんどの場所からその姿を望むことができる金峰山は、「東の阿蘇」に対して「西の金峰山」と呼ばれ、熊本市民に親しまれている。周辺には、夏目漱石の「草枕」に登場する「峠の茶屋」や、宮本武蔵が「五輪の書」をしたためたといわれる「霊巌洞」などが点在。ハイキング、登山愛好者が多い山としても有名で、山頂にある金峰神社には、登山者の登山回数を記した掲示板が掲げられている。登山コースは、「さるすべり」といわれる岩がごろごろとした急な坂を一気に上るコースや、「さるすべり」を迂回しながら、木々に囲まれたゆるやかな登山道を歩くコースがある。標高665mの山頂からの眺望は素晴らしく、熊本市街をはじめ、有明海や雲仙、阿蘇、九州山地、天草の島々など広大な景色を一望。夜景の名所としても知られている。
遅く起きたのに晴れていたので「初詣にでも行ってみよう」と思い立ったため、出発は昼で金峰山の麓に着いたのは午後1時である。
まぁそんな時間帯でも気軽に登れるお手軽な山なのだが…。
今回はいつもの大将陣神社側からではなく、北側登山口から登ってみることにする。
ということで駐車場は県道1号から金峰山方向に入ったすぐにある「大将陣第一登山者駐車場(Googleさんの地図に表示あり)」だ。
ここからの出発だとけっこうな標高差を楽しめたりする。
あとひとつ…今回はあることをするための試し登りでもある。
それは…これだっ
新しい靴買っちゃった(嬉)
SALOMON X ULTRA 3 MID GTX だっ
…そう、今まで履いていたヤツの新型である。
実は気分を変えて他のメーカーにしようとも思ったのだが、如何せんこのサロモンの靴ほどカッコイイのがなかったのだ。
まぁ…とんでもなく高価なものにすればないこともないのだが、私の登山スタイルには不釣合いなほどの機能と値段なので、やっぱりこのへんに落ち着いたわけである…(汗)
最後まで候補に残ったのはMERRELL CHAMELEON 7 MID であった。このメレルの方はソールパターンが好きだったのだが、色がどうも気に入らなくてサロモンに軍配が上がってしまった。
今後もこのサロモンの靴でいろんな山々に登って行く予定であるので、よろしくお願いするぞっ
さて、事前に調べておいた地図上の距離は5kmほど。今回もプチ登山ということで軽装とする。
小物入れと双眼鏡ケースはいつものように装着するが、あとはヒップバッグとサコッシュというイデタチで出発である。
でゎまず北側登山口までしゅっぱ~つw
駐車場を金峰山方向へ、まずは車道を進む。
100mほど進むと交差点があるのでそこを右「草枕の道」に入る。
ここからもアスファルトの車道であるが、少し道幅は狭くなる。車に気をつけて歩こう。
しばらく進むと民家がたくさんの集落に入る。軒先に咲いてた黄色い花がキレイだねぇ♪
駐車場から1km弱進んだところで金峰山の山手(左)へ入る道へ進む。
入った道を少し進むと道幅が少し狭くなってコンクリ道に。
そのコンクリ道を再びタラタラと進むと金峰山北側登山口に到着する。
大きな鳥居があり、ここからいよいよ登山道となる。
まずはここで一旦靴紐を結び直して、ちょっと休憩して…(一服)
いざっ 金峰山山頂へっ!
ということでまずは鳥居で一礼…よろしくお願いします…
鳥居から少し進むと二体の仁王様が睨みを効かせており「舐めんなよっ」とばかりにまず気合いを入れられる。
道は石がゴロゴロとしているが、ちゃんとした道なので歩きやすい。
しばらくはなだらかな坂道が続く。杉林の中で北側斜面なので薄暗く感じるのは致し方ない。
「自然の家へ」の看板がある作業道と出合う。
ここからはこれまでと比べて少し急登となる。
とは言えそこは金峰山への参拝道、そこまでの勾配はないのでゆっくり登れば息が切れることはない。
この登りの道はけっこう続くので、一気に登ろうとすると足に疲労が蓄積されて大変な目に遭うかもしれない。ということで途中での呼吸調整を忘れずにゆっくりと登っていこう。
汗が少し滲んできた頃に舗装道路と出合う。麓から車で登ってこれる道だな。
ここを跨いで引き続き登山道を進む。
ここから0.6kmで山頂と表示してあるため心は逸るが、まだまだ急登は続くので焦らずゆっくり進んでいこう。
ちょっとクネクネと進み続けると広場に出る。
たくさんの車が駐車されており、ここが車両でこれる最高点らしい。
車両進入禁止の舗装道路を少し進むと参拝道がある。
階段を登りきり、右に進んで山頂神社の裏手から進入。
裏の方からトイレ脇を通って正面へ向かって…
神社へ到着~w
山頂は、休みとあって参拝者がけっこういる。
さて私も今年一年の山登りの安全を祈願して…
…よろしくお願いします…(願)
参拝を終えたら景色を楽しむとする。
この日はカスミがかかっていて残念な景色となってしまっているが、天気がいいので許してあげよう。
山頂の境内は人が多かったので、南側に下ったところで休憩することにした。
下る途中で今年もゴロー君は元気かな?…と覗いてみると…
おお~いたいた♪
でもちょっと元気なさそうだなぁ~
…と…そのお隣のオリの中にいるのは…
タヌキ…っ!
いつからいたのかわからないが、金峰山の山頂にはタヌキもいた…(驚)
さて、階段を下ったところのベンチで休憩とする。
ここならタバコ吸っても迷惑かからなそうだし(安)
さて、本日はデザートで休憩だ。
山頂気分はあまり味わえないが、天気が良くて気持ちいい。
休憩が終わると下山である。
下山は南側に下ることにする。当初の予定ではいつものゆるやかな参道を下るつもりであったが、体力的にもまだ余裕があるので「さるすべり」を下ってみようか…(挑)
下りのさるすべりは、急ではあるが下れないこともない…ただ…
本日はお日柄も良いが、昨日までの雨で道が濡れており滑りやすくなっており、けっこう危険な道に仕上がっている(怖)
気をつけてゆっくり下ろうね…(汗)
とは言ってもそこは申年生まれの私、さるすべりでの登り所要時間の半分ほどで下りきった(満)
鳥居まで下ってトイレ休憩を済ませれば、あとは呑気に車道を下っていくだけだ。
最初の交差点まで戻るとルートの一筆書きが終わり、少し先の駐車場へ戻る。
ほどなく駐車場に到着して本日のプチ山旅&初詣は無事終了~♪
お疲れ様でした~w
今回使用した北側登山道は、南側の「さるすべり」よりなだらかで、参道より急登となっている。
ただ登山口付近には駐車場などがないために、必然的に歩く距離は長くなる。
時間にして、今回私のルートで「登り:1時間」「下り:40分」というところだろうか。
まぁ2時間もあれば歩ける距離(6km)なので、参考にしてもらいたい。
金峰山もいろいろとコースを変えて登れば楽しいトレッキングコースである。
皆さんも機会があれば登ってみては如何だろう。
~今回のルート(クリックで拡大)~
~Epilogue~
今回は初詣と併せて新しいシューズの試し歩きを行なった。
ちょっと硬い履き心地だったが、下り終えた頃には少し柔らかくなり、履き心地も良くなった。
次回の登山からコイツといろんな山や谷を駆け回るつもりなので大事に履こうと思う…。
そんな気分の帰り道…今日は成人の日で街は渋滞しそうなのでサッサと帰ろうっと(汗)
ではこのへんで…
おわり