58:雌岳〜姫御前岳〜雄岳(グリーンピア八女から) | 山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜

山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜

九州(主に熊本)の山登りやってますw
よかったら読んでやってください(o^^o)

明日は晴れるそうな…

ということで、突然だが明日も山登りに行こうっ!!

…でも、どこに登ろうか…?

そうだ…姫御前物語で有名な「姫御前岳」に行ってみよう♪

今回は、福岡県八女市にあるグリーンピア八女から「雌岳」~「姫御前岳」~「雄岳」を縦走する。

とはいえ、この山々たちは標高も500mほどと低く、山と山を舗装道路がつないでおり、登山というより「山歩き」のようなもんだ。

夏場はちょっと低すぎて暑そうなので、いつか冬に登ってみようと思っていたが、なかなか行けずにいたのでちょうどよかった。

 

スタート地点のグリーンピア八女には、熊本からだと国道3号を北上し、県道13号に入ってさらに北上、途中にグリーンピア八女へ誘う看板が現れるので、交差点を左折し、大きな道路をそのまま進むと到着する。

ちなみに福岡の八女市からが正規ルートだ。

 

敷地内の登山道に一番近い「くつろぎの森」の建物の奥にある駐車場に車を停める。

冬場の朝なので人の姿はほとんどなし。駐車場にも私の車以外は皆無だ。

準備にとりかかる。出発前の準備体操を忘れず入念に…。

 

それではっ 雌岳~姫御前岳~雄岳の縦走に出発~w

 

まずは駐車場から西側にある舗装道路に出る。

この「どんぐり拾いの小道」というかわいい名前の道路を南に向かって進む。

するとすぐにT字路になり看板が現れる。

看板の示す砂利道の雄岳・雌岳登山道を進む。

登山道というより車も通れる道なので林道ってところだね。

進んでいくとアスファルト道に出合う。

ここも雌岳の表示がある右方向へ。

こうも歩きやすい舗装道路が続くと山登りの雰囲気がなかなか出ないが、我慢して進もう。

すぐにアスファルトが切れて砂利道になるが、歩きやすさは変わらない。

しばらく進んでいくと分岐がある。ここは真っ直ぐ進む。

 

ここからコンクリートの道路となって下りとなる。

下り終えて登りとなった頃に雌岳登山口が登場。

さて、ここからお待ちかねの山道となるのだが、いきなりの急斜面の登りっ!

おいおい…マジでこんな急でいいのか?

と、それまでがあまりにも歩きやすい道だったため面食らってしまうが、テープもあるし、間違いなくこの斜面のようだ(汗)

けっこうな険しさに思わずゲイターを装着する。

ホント、いきなりすぎて心の準備もできないまま登らされるって感じだ。

これがまた、ほとんど直登りで…いつぞやの女鞍岳を彷彿させる。

…ロープがあるからまだマシか…(汗)

 

急斜面を登り終えると山頂まではなだらかな道となる。

と、山頂手前に「展望岩」なるものを発見。

岩に立ってみたが、ほとんど眺望なし…(残)

昔はよく見えてたんだろうけど、今では木々が茂ってほとんど見えやしない。

 

少し進むと雌岳の山頂に到着する。

木々に囲まれて眺望はほとんどないが、北西の一部がちょっとだけ眺めれる。

一服の休憩をはさんで先に進む。

 

雌岳を下るわけだが、少し進んだところで「これ…どっちよ?」と思わずつぶやいてしまう箇所に。

地図では右に進めばすぐにさっきの林道に出れるが、左に進むとショートカット的に林道に出れる。

ということで迷うことなく左に進んだ。

これが大失敗で、当初はなだらかだった下り道が少しずつ急斜面になってきた。

こちらの目印は青テープなのだが、このテープも見つけづらくなってくる。

尾根伝いであるが、その尾根がわかりづらいのでテープを探しながらゆっくりと進む。

真剣にシャレにならないくらいの斜度になってきた…(焦)

完全に目印っぽいのが見えなくなってきたので、スマホで方向を確かめながら進み続けると、やっとの思いでコンクリ道に出た。

結論、こっちの道は辞めておいた方が賢明…急がば回れ…だ。

 

さて、ここからはまたコンクリ道を進む。

少し進んだところに「姫御所さん」を祀る参道のお知らせが。

いわゆる「姫御前物語」である。

一応目的としていたので(40mほどなので)行ってみよう。

狭いコンクリ道を下っていくと左手に祠があった。

なんでも「お産の守り神」だそうだ…が、私にはあまり関係ない…

が、せっかくなのでお参りして次に向かおう。

 

本道(コンクリ道)に戻り、さらに南下する。

すると「姫御前岳登山口」に到着。

ここの登山道の斜面もなかなかどうして…の急勾配。

ただ、トラバースな登りなので、ちょっとは足に優しいかな(嬉)

 

山頂に到着っ

姫御前岳の山頂は完全に森の中なので景色なんぞはありゃしない。

ということでここもちょっと休憩して先に進むことにする。

 

登山道としては、ここからは登ってきた道を戻るのが正解なのだが、面倒なのでここも南に伸びる尾根を進み下ることにする。

もちろん道無き道であり、険しい道のりだ。

尾根伝いに進むこと15分ほどでコンクリ道に出る。

ちなみに雌岳を下った尾根よりも楽だった。

 

それでは最終目的地の雄岳に向かおう。

ここからもしばらくはのんびりとコンクリ道を進む。

左右には竹林がギシギシと音をたてており、ちょっと怖い…(焦)

しばらく進むと正面に雄岳が見えてきた。

けっこう高いのね…(汗)

 

途中の分岐から雄岳方向へ。

この先もコンクリ道なので歩きやすいが、

少しずつ登りとなっているのでちょっとキツいな…。

 

雄岳を回り込むように続くコンクリ道が終わると、いよいよ雄岳登山口が登場する。

さぁ最後の山道登りだっ

と、すぐに分岐が現れる。

「ゆっくりコース」とそうでないコースがあるようだ。

もちろん、そうでないコースの急勾配を登っていく。

急な直登りだが、ロープを使って上手に登ればそれほどキツくはない。

距離的にもそんな長い登りではないのですぐに山頂が見えてくる。

最後の登りを登りきると…

 

雄岳山頂に到着~w

周りの木々が少し邪魔だが、なかなか眺望はいい。

とりあえずお腹が空いたので景色の前に昼食にしよう。

 

今回の昼食は…

担々麺とおにぎりとデザートのプリン、それにクリスマスということでトリ肉っ

っても…地鶏の炭焼きだが…そこは愛嬌ってことで…(笑)

 

でゎいただきます♪

 

暖かい地鶏を食べたいので、持参したアルミホイルで包んで焼いてみた…

うぉっ!!

こりゃ美味いっ

うひゃひゃひゃ♪…変な笑いも飛び出すほどの美味である(嬉)

アルミホイル…使えるね(閃)

 

さて、デザートのプリンも美味しくいただいて、食後のカフェラテ片手に風景を楽しむ。

まず正面(西側)は筑後市の街並みが見下ろせる。

遠くは霞んで見えないが、天気が良ければ長崎まで見えるようだ。

東側は木々に遮られて見えづらいが、なんとか釈迦ヶ岳と御前岳を確認。

標高は低いが、けっこう遠くまで見れる山だが、今日は天気が悪く霞がかかっているので、ちょっと残念だな…(悲)

 

山頂には大きな岩があり、ひとつは岩と岩の間に隙間がありこんな挑戦的な表示が…

…いやいや…物理的にムリでしょ(汗)

まぁ、小さな子どもやスリムな女性ならまだしも、私のように体格のいい男性は挟まって出れなくなったら大変だ。

それがもし女性なら…シャレにならんぞ…(大汗)

 

さて、そんなこんなで、山頂をひと通り堪能したら下山する。

帰りは「ゆっくりコース」を帰ってみよう。

こちらは斜めに進むので緩やかな坂道となっている。時間的にもそれほど変わりないくらいの距離なので、登りで使っても問題なさそう。

こちらでは道の途中から金峰山が確認できた。八方ヶ岳と国見山も見える。

ゆっくりコースとは、こんな遠くの山々を眺めながら進むので「ゆっくり」なんだね(得)

 

雄岳登山口に戻った。ここからは往路の逆順で帰る。

ただし、姫御前岳と雌岳には寄らずに、すべてコンクリ道を戻る行程だ。

雄岳を下って本道を戻る道は、下山なのに登りが続く。

下山してるのに登っているとは…なんか腑に落ちないな…(怒)

まぁ、歩きやすいから許すけど…。

 

雌岳を過ぎてしばらく進んだところで、途中から南岳へ登る道を発見。

もう二度と来ることはなさそうなので、せっかくだから登っておこう。

看板通りに200mほどで山頂らしきところに到着、少しだけ眺望が開けている。

でも感動するほどでもないので、写真を撮ったら先に進む。

ここからの下りは「トリムコース」なる道を下る。

散策道をひたすら下り続けるとアスファルト道に出た。

これを左に進んで最初の砂利道に戻る道へ。

ここからまた、往路と同じ道を戻っていく。

どんぐり拾いの小道を戻って駐車場へ到着~w

お疲れ様でした~♪

 

今回登った雌岳・姫御前岳・雄岳は、縦走でもお手軽で安心安全に登れるハイキングコースだ。

登山としては物足りないが、ちょっとした山登り気分を味わえるようにそれぞれの山は急勾配もあるし、かといって危険箇所もないし、ファミリーで楽しめそうな優しい山だ。

頂上は雄岳くらいしか眺望はないので縦走する必要はないかもしれないが、せっかくなので雌岳と姫御前岳はアスレチックだと思っていただければいいんじゃないかな…。

 

~今回のルート(クリックで拓大)~

<今回の植物たち>

さて、今回は本格的な山に登るつもりだったが、天候の関係で低山に登った。次は是非とも高標高の冬山に挑戦するっ …つもりだ…(汗)

ということで、早めに帰って英気を養うことにする…。

 

 

 

 

おわり