2023年2月21日午前、突如としてそのニュースはBMSG公式Twitterから発信されました。

 

ShowMinorSavage 

Instagram開設

そしてJ-WAVE 『STEP ONE』での楽曲オンエア情報  

 

界隈に、全ザスト民に激震が走ったこのニュース。

インスタ開設3時間で2.2万人登録され、

この時間のTwitterの日本のトレンドでも#ShowMinorSavageが1位に!

 

 

例に漏れずそのツイートを見た私の感想は

 

うおあーーーーーーーーーーーーーわーーーーー!ー!!ーーー」」!!!!!!驚きえーん魂が抜ける魂が抜ける無気力

 

だったわけですが…(言語化しろ)

 

あのSMSがついに始動する…

 

みんなが待ちに待ったSMSが…

(※SMS…ShowMinorSavageのザスト時代からのファンからの呼称)

 

驚きと興奮を隠せないまま『STEP ONE』のオンエア情報をradikoでチェックしてみると、

 

SUPER ICY / SHOWMINORSAVAGE

 

と表記されており、

 

驚きティキバウチューじゃないっっ・・・・・!!

(※「Thinkin'bout you」/BMSG FES '22で初披露された幻の新曲)

 

と衝撃を隠せずもサビのメロディを3回聴いたころには

 

昇天まがいもないSMS節。SMSしか勝たん

 

そんな浅い感想を「SUPER ICY」に抱きSMSへの感慨をさらに深めようと思っていたのですが、

BMSGからの情報の発信はそれだけでは終わりませんでした。

その日の夜新たに

 

2023.02.22 0:00 1st ep 『ShowMinorSavage』release

 

リリース情報が発信!!!!

 

さらに

 

2023.02.22 21:00 1st epから「SUPER ICY」のMusic Videoが配信

 

MVの配信も!!!!

 

感慨にふけっている暇全然与えてくれないやん・・・・・!!無気力(好きです)

 

既存のファンでさえ振り落とすくらいのスピード感をもってすい星のごとく表舞台に現れたBMSG所属3人組ユニットShowMinorSavage。

彼らは一体何者なのか。

今回は彼らが誕生したオーディション番組「THE FIRST」の最終審査から1st epリリースに至るまでの歴史を振り返っていきます!

 

(前置き長)

 

 

「THE FIRST」最終審査クリエイティブ審査NEOで誕生したユニット 

 

ShowMinorSavageはBE:FIRSTのメンバーであるSOTA、MANATOとBMSG所属ソロアーティストAile The Shotaの3人によるHIP HOP/R&B系ダンスユニットです。

 

彼らが誕生したのは2021年4月から放送開始されたBE:FIRSTメンバーを選出したオーディション番組「THE FIRST」の最終審査”クリエイティブ審査NEO"への取り組みのなかででした。

最終選考に残った10人に与えられた課題は、同じ課題曲を2チームに分かれて披露する”Shining One”審査と、作詞作曲ダンスの振り付けも自分たちで行う”クリエイティブ審査NEO”の2つ。

10人のなかから組む相手も自由、曲はSKY-HIが過去に出した曲のなかから好きに選び、その曲のトラックを好きにアレンジして歌と振り付けを作るというまさに候補生たちのクリエイティビティに全振りした自由度の高い設定のこの課題により、4つのユニットが誕生しました。

そこでうまれたユニットの1つがSOTA、MANATO、SHOTAの3人からなるShowMinorSavageです!

 

ダンスの世界大会で4度も優勝した経歴をもつSOTAと、オーディション参加時から既に歌唱力はプロレベルの安定感、パフォーマンスの総合力もあり、音楽との距離が近いとSKY-HIから言われていたMANATO、SHOTAの3人によるユニットは当初から”とんでもないものが生まれそう(by私)”な雰囲気がありました。

 

審査日当日。

クリエイティブ審査NEOがスタートし、その1番手。

ゆるめのシンプルなストリート系ファッションに身を包んだ3人が登場。

 

彼らが自分たちのユニットにつけた名前は「Show Minor Savage」

SOTA、MANATO、SHOTA3人の頭文字をそれぞれとってSMSとし、そこに[Show Minor]”僕たちがハマった、まだ日本ではマイナーな部分を見せつける」という意味”と、[Savage(=敵)]”[Minor]と絡めていて、スラングで「イケていてカッコいい」”という2つの意味をもたせた、とSHOTAが説明。

SKY-HI曰く”ヒップホップの精神を感じる”ような深いこだわりを感じさせるユニット名となっていますね。

 

R&BやHIPHOP等、”海外の独特なノリ”を好み同じ音楽ルーツをもつ3人がこのオーディションで出会えたことの奇跡は、彼らが作った曲「NO CAP NAVY」の歌詞からうかがい知ることができます。

 

SKY-HIの2016年の名曲で、3次審査でJUNON(現BE:FIRST)が歌ったことでも話題になった「ナナイロホリデー」のイントロのトラックをアレンジさせほぼ一から作り直したという「NO CAP NAVY」

曲のタイトルについて、

”[NO CAP]は偽りがないという意味で

[Navy]にはJ-POP、K-POP、US等のジャンルの白黒を気にしたくないという思いがあり、それぞれ音楽としての魅力があるという3人の共通意識がある。そのなかでネイビーという色がこの曲にハマるなと思い付けた。”

こんな意味を持ってつけたことをSOTAが説明しました。

そこはグレーといきたくなるところをネイビーっていうのがいいね、とSKY-HI。

何ともおしゃれなやりとりですニコニコ

 

「NO CAP NAVY」のパフォーマンスはそんな彼らの言葉をまさに音楽として表現しているものでした。

音数の少ない少し切ないようなトラックのうえで、SOTAのクールなラップとマナトのセンスの高い歌メロが掛け合い、エモーショナルで包み込むようなSHOTAの歌が繋ぐ。耳なじみがよく3人の声の変化を楽しめるサビのメロディ。リズムを操りクライマックスに向け畳みかけるラップ、重たいビートの上で自由自在に遊ぶSOTAのテクニカルなダンス。音楽を愛する3人が音楽で遊ぶ、肩の力が抜けた自由な世界。

こんなにおしゃれでかっこよくてツウ向けで楽しそうな音楽を奏でられるなんて・・・・・

1回観ただけで骨抜きにされてしまいました。

 

 

結果的にはTHE FIRSTの最終審査でSOTAMANATOBE:FIRSTに選ばれSHOTABMSG所属ソロアーティストとして活動することになったわけですが、BE:FIRSTに選ばれなかったSHOTASKY-HIが伝えた言葉、それを受けSHOTAが泣き崩れたシーンは大きな感動を呼びました。

 

”Show Minor Savageが新曲を作ることもいいでしょう

 

ソロ作品も変わらず作るといいでしょう

 

BMSGはさまざまな音楽のあり方を肯定しますし

 

あなたみたいな人が一緒にいてくれたら

いろいろなことがやれるなと思っています”

 

そしてShining One審査のチーム『Shining』のパフォーマンスを終えて控室に戻ったSHOTASOTAのこんなシーン。

 

泣き崩れているSHOTAに駆け寄るSOTA。抱き合いながら、

 

”本当に出会えてよかった

オーディションで俺、お前に会えてなかったら…”

 

この2つのシーンを観て、

Show Minor Savageが例えこの先結成されなかったとしても一生推す

そう決意したザスト民は私だけじゃないはずえーん

 

 

(SHOTAとSOTAのシーンは27分くらいから)

 

 

SKY-HIはこの時点でShow Minor Savageの音楽性の高さ、音楽で遊ぶ3人が揃った時の無限の可能性を感じとっていたんじゃないかと思います。

 

 

「BMSG FES '22」で再登場。そして新曲披露! 

 

 

20221月29日・30日に横浜ぴあアリーナMMで行われた"THE FIRSTの卒業式ライブ”「THE FIRST FINAL」でのクリネオ再現ライブを最後に一度幕を閉じたShow Minor Savageが再び動きを見せたのは20229月17日・18日に行われた第一回目のBMSG FESででした

 

イントロを聴いた瞬間に一気に鳥肌が立ったのを覚えている。

オーディション時と変わらないゆるっとのびのびとした3人の空気感で「NO CAP NAVY」再び。

BMSGはやっぱり夢がある事務所だ・・・・!!!

2番が省略されているショートバージョンで、そこで終わりと思ったら、新曲「Thinkin' bout you」を続けて披露したのはBMSG FESの様々なハイライトのなかでも1,2を争うくらいの驚きだった。

またその曲が”♪ティキバーティキバーティキバーチュー”の連続で一発で耳に残るサビのフレーズと、3人のオシャレな空気感にさらにエモーショナルさが加わっている最強のラブソングになっていて、もう、もうとにかくオシャレでかっこよくてとにかく良い曲!!!

 

他のクリネオでうまれたユニットの披露はなくSMSだけの披露だったのですが、「club JRLも観たい泣き笑い」「96ブラ観たい昇天昇天」という声こそありますが(というか常にその願望があるのがオタクというもの)、「なんでSMSだけ」等の声は上がらなかったのではないかなと思います。(知らないだけかもしれないけど真顔

Show Minor Savageならあり得る…

そう感じさせるものがSMSにはあるのだと思います。

 

BMSG FES'22で披露された新ユニットは寅年のSKY-HI、Aile The Shota、JUNON、LEOの4人による「Tyger Style」もあり、そちらのほうは日を置いて音源化があったりライブでのお披露目があったりしましたが、年内にはとうとう「Thinkin' bout you」のその後の情報は何も出てきませんでした…

この日を境にティキバウチューの亡霊がたくさん生まれました。

 

 

 

新曲「SUPER ICY」を含むセルフタイトルEPを発表! 

 

 

 

そして冒頭のShowMinorSavageの始動とEP発売のニュースが出たのが、2023年2月21日!!!

 

1stEPには「NO CAP NAVY」も収録されており、SMSの往年のファンは大歓喜に次ぐ大歓喜です!

 

クリエイティブ審査NEOの楽曲は権利関係上音源化は不可能とされていたので、「さすがにうらやましい」と他ユニット推しさんの声も若干聴こえてきました。

まあ無理もないですよね…

ただ他のユニットは、BE:FIRSTとして同じメンバーになる夢を既に叶えられているともいえます。

SMSだけは違うグループに所属するメンバー同士なので、一緒に音楽をやれる時間というのはどうしても限りがあると思うのです。

 

今の彼らは今しか見られないし、今のこの若さ、ビジュアル、パッションは今だけの尊いものです。

やるなら早いほうがいい。

 

実際感じたこととしては、正直少し早い気もしました。

SMSの新曲や活動を心待ちにしながらも、人気ボーイズ&グループが別のユニットを立ち上げるのはもう少し先…5年後とか、BTS並みに世界で売れてからかなと思っていました。

 

けれど今は嬉しさが勝っています。

先ほども言った通り、今の彼らは今しか見られない。

抜群のセンスとラフさをもった、新進気鋭の勢いに乗った若き化け物才能軍団。

 

ShowMinorSavageの3人が好きな音楽で揺れているのを、その表情を、その声を、ずっと観ていられるのであればそれはとても素敵なことです。

 

「SUPER ICY」のMVは、彼らの魅力が存分に伝わるものになっていると思います。

今日本で最もおしゃれでカッコ良くてセンスがいい3人の音楽が、たくさんの人に広まればいいなと願っていますにっこり