今年の年末は大忙しのBE:FIRST。
日本レコード大賞では優秀作品賞を受賞した「Bye-Good-Bye」、そしてN
Bye-Good-Bye、Shining OneはBE:FIRSTの代表的な曲であり、
一方、
「アルバム曲だから(初見さんは)誰も知らない」「
もっとダンスで刺しに行ってもよかったのでは、
今回は特にBF is…について、ファンにとってどんな意味を持つ曲なのかにフォーカスを当てて書いていこうと思うのですが、
BF is…の歴史は2022年のBE:FIRSTの活動を象徴する要素の一つである「ロックフェスへの挑戦」の歴史でもあります!
そしてその節目のライブとなったのが
VIVA LA ROCK 2022。
2022年のBE:FIRSTを語るという意味でも外すことのできないこの伝説的ライブにまつわる物語を今回振り返っていきたいと思います!
これを語らずには年越せないからさっ(謎の追い込み
時は2022年3月15日、突如動画アプリGYAOからあるコンテンツが発表されました…
Road to VIVA LA ROCK〜ロックフェスへの挑戦はここから始まった〜
夏フェス参戦=ロックフェスへの参戦というのは2022年前期のBE:FIRSTの活動の象徴とも言えるかもしれないくらい、大きなテーマとなっているものだと思われます。
その第一歩目の舞台となったのが4月30日(土)、5月1日(日)、3日(火)、4日(水)の4日間、さいたまスーパーアリーナで開催されたVIVA LA ROCK(通称ビバラ)です。
ゴールデンウィークに行われるロック色の強い音楽フェスで、その年の音楽フェスのスタートをきるという位置付けがされ音楽ファン、ロックファンから愛され続けている9年目のフェスです。
(って知ったようなこと書いてるけど、私bibiriusagiは BE:FIRSTが出るまでこのフェスの詳細を知らなかった。)
当時BE:FIRSTはまだデビュー後半年も経っておらず、'21のSUPER SONICのオープニングアクトの経験を積んではいるものの(ってこちらも十分ドデカフェスですけれど)、音楽市場での位置付けは「アイドル」寄りであったことは間違いありません。
(SKY-HIはアイドルであるBE:FIRSTを否定はしていないようですが。アイドルだろうがアーティストだろうが呼び方はどちらでも構わないとどこかで言ってましたね。)
「アイドル」がロックフェスに出るのは近年珍しいことではなくなってきているとはいえ、往年のロックファンからは色眼鏡で見られたり、出演自体に対して批判的な意見が出る可能性はまだまだ十分ある界隈。
特に男性のダンスグループがロックフェスに出るというのは、私bibiriusagiもあまり想像がつきませんでしたから。
そこに切り込んで行ったのがBE:FIRSTの生みの親であるSKY-HI社長でした!!
うちのBE:FIRSTをビバラに出演させてもらえませんか?
何とビバラの総合イベンター、鹿野氏に直談判しに行きます。
行動力しゅごいよ…
昨年からのSKY-HIの動きを見守ってきたという鹿野さん。
迎え入れたいと答えながらも「とはいえ」と言葉を続ける。
ビバラに今まで"アイドル"が出たことはない。
BE:FIRSTが色眼鏡で見られるという結果になったとき実りをもって帰れるのか。
それでも食い下がるSKY-HI。
その決意の固さに鹿野さんが条件を提示する。
BE:FIRSTの自我を明確に提示して欲しい
そして場面は変わり、SKY-HIがBE:FIRSTにビバラに出演の売り込みをしたことを伝えるシーン。
驚きつつも即答で「(覚悟は)あります!!」と目を輝かせるメンバーたち。
そこでSKY-HIからビバラという「アウェイ」の場所でBE:FIRSTが戦い抜くために必要となる3つの課題が与えられました。
そのうちの一つめの課題が
「踊らないパワフルなオープニングの新曲を作る」
自分達はこういうアーティストであるということを表明するための、音楽と歌声でロックを愛するお客さんの心を一発で掴むことを目的とした自分達の曲。
これをビバラまでに作り、登場曲として披露すること。
そう!
ここで作られた曲こそが「BF is…」で、ロックフェスで一気に観客の心を掴むためにメンバー全員で作った曲なのです!!!
こういう意図があって作られた曲というわけなんです。
そしてこの曲は後に、実際にその場所その場所のフェス会場を席巻していきます。
このエピソードを知っているファンはもちろん、このエピソード知らない多くの観客の心も一気に掴んできたのです。
そしてこの時提示された二つ目の課題が
「お客さんを増やす」
(BECKみたいだな)
三つ目の課題が
「伝わるMCをする」
でした。
登場曲でお客さんの心を掴み、引き込み、自分たちの言葉で刺すこと。
SKY-HIが与えた3つの課題に取り組んでいくさまはそのまま漫画の1シーンのようですが、これがフィクションではなく現実に目に見える形で行われてきたところにBE:FIRSTのエモさがあります。
この3つの視点でフェスに出演してきたBE:FIRSTを振り返ると激烈にエモい。
かくして"初のロックフェスへの挑戦"への火蓋が切って落とされ、SNSでも瞬く間に話題となりました!
等等、注意喚起や心配性ツイなどで連日話題は途切れることはありませんでした。
そしてついに4月30日、BE:FIRSTの最初の戦いの場VIVA LA ROCK 2022が開幕されました。
文字数で投稿できないので次回へ続く←
最後に
このブログを書くにあたって調べたら、2017年にネット記事CINRAで
"『ビバラ』は「ロック」の位置付けを明確にするフェスでありたいと思いました。"
と鹿野氏は語っていました!!
"他のフェスに比べて、ブッキングしない類のアーティスト――例えばわかりやすい例を挙げるならアイドルなんですけど、その線引きがこのフェスの色味にはなってると思うんですね。"
元記事▶︎
鹿野淳に訊く、日本のフェスの課題、『VIVA LA ROCK』の理想 | CINRA
この時にはこう語っていた鹿野氏がSKY-HIとBE:FIRSTを受け入れた…
これ胸熱案件すぎるにも程がねぇ?(語彙力
一生ビバラは伝説だったって言い続けるわ私…!
おまけ
VIVA LA ROCK 2022データ
参加者人数
4/30(土) 1万7000人
5/1(日) 2万人(SOLD OUT)
5/3(火祝) 2万人(SOLD OUT)
5/4(水祝) 2万人
まだBE:FIRSTでSOLD OUTには至らず。(BE:FIRST出演は4月30日)
まだまだこれからだ!
行け!BE:FIRST!