サンクチュアり~なスポットに弱いおいら。
成田山なら、おいらに似た俗物がたくさん来ているような気がして息苦しくならないが、ひと気のない寺院となると、恐れ多くてなかなか近づけない。
ということで、3つの龍○寺で境内に入れたのは、龍角寺のみ。
それはともかく、3つの寺の周りの様子などを、航空写真で見てもらおう。
周りには民家が多く、市街地のお寺といっていい(白の太線は、道路)
というのは、龍尾寺目当てで匝瑳市に行ったわけではなく、たまたま場所が分かっただけで、その時に時間的余裕がなかったため。
次は、龍腹寺。
北(写真の上の方)に行けば、道路沿いに集落があるが、お寺付近に民家はほとんどない。
道路沿いに見える建物は古く(傷んでいる)、また、人の姿を目にしたことがなく、閉山したのでは?などと勝手に思っている。
きちんとした駐車スペースが見当たらないのも、この寺院の写真がない理由だ。
そしてそして、龍角寺。こちらは成田の隣町、栄町にあるので、足を運ぶ回数は上のお寺より多い。
ご覧のように、山中の寺院。
龍角寺は由緒ある寺院であり、集落の成り立ちも歴史は古い。
周辺に住んでいる方に怒られるかもしれないが、隔世の感ありといった場所である。
では、写真を何枚か掲載できる龍角寺の始まり始まり。
まずは、龍角寺君の自己紹介から。
名称 天竺山 寂光院 龍閣寺
所在 千葉県印旛郡栄町龍角寺239
電話 ヒ・ミ・ツ
宗派 天台宗
本草 薬師如来
創建 709年
中興 1220年
※たびたび火災に合い、当時の建物は焼失している。
境内へは、一般道路から続く階段を上る(確か10段。寺の北東部分にも、境内に続く広場がある)
まさか?」
なんて、突っ込んじゃダメ。
ありがたく拝読。
仁王門、金堂、講堂、そして三重の塔などの建物があった。
拝殿の裏手にある収蔵庫には、国指定の重要文化財である、『銅造薬師如来坐像』が安置されている(撮影禁止)
実はこのご本尊も火災にあい、頭部のみ奈良時代のもので、体部分は後の再鋳という。
深大寺の銅造釈迦如来像とともに、関東地方に残る奈良時代の仏像として注目されている。
拝観は、拝殿側から。
国指定の重要文化財を安置しているとあって、収蔵庫だけが妙に新しい(あと、トイレ)
境内を歩くのは、自由。
でも、ご本尊を拝観する場合は、栄町役場に連絡を。
もともとこちらの建物ではなく、御料牧場にあったものを、成田空港建設の際、ここに移築した。
塔の中心を通る柱、塔心の基礎石が残っている。
この基礎石は、不増・不滅の石といわれ、穴に溜まった水が、どんな天候にも関わらず増えもしなければ減りもしなかったといい伝えられている。
その他にも建造物はあるが、それ以上に興味を惹くのが、龍の頭部があるという話。
以前、そんな話を耳にしたような。
夢だったのかも。
ここは、栄町所在で、成田の関与は無理として、こういった古刹巡りや印旛沼の活用などが、新しい波を起こすチャンスとならないものか。
もう、成田山、成田空港にだけ頼っていては、急速に廃れはしないものの、新しい繁栄にはつながらないだろう。
お終い。
P.S.
印旛沼上空に、龍に似た雲が出現する。
そして印旛沼上空には、UFOが頻繁にやって来ていたのだ。
そうだ。
成田を、UFOの街としよう。
お~い。
大丈夫ですか?
大丈夫ですよ。