中国の新首相李強氏は前首相李克強より優れると思わないだろうか!? 李強氏に関しては、

Bloombergによれば李氏と何度か会ったことのある上海のテクノロジー企業幹部は李氏について「浙江省の起業家精神が骨の髄まで育まれているようで、企業寄りだ」と語ったとあるし、米ブルッキングズ研究所の中国政治専門家、李成氏は先月の党大会後、「彼は有能な経済テクノクラートであり、市場に友好的だ」とブルームバーグテレビジョンで述べたとあるし、温州時代から、海外との貿易・投資関係の深化を支持。上海トップとして、マスク氏をはじめとしてブラックロックのラリー・フィンクCEO、アップルのティム・クックCEOら数十人の外国企業幹部と会っている。 上海の国際経済関係に関する会合で李氏に会った米国人幹部の1人は、「彼は精力的で、人を引き付け、実務的だった」と説明。 「セッションは2時間ほどで、李氏は議長を務め、多くの質問を投げ掛けた」と振り返ったとあるからとあるし、

またDIAMOND onlineによれば「上海汽車集団などが既存の自動車産業クラスターを生かして、EVの生産拠点を建設した。大気汚染や脱炭素への対応のためにも、EVシフトは加速した。そうした取り組みを共産党政権は土地の供与や産業補助金などによってバックアップ。販売面でも共産党政権はEVを含む新エネ車の購入を補助し、需要を喚起した。その結果、上海を中心に中国のEVクラスターが成長した。それを足掛かりに、米国のテスラ、車載バッテリー世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)などの生産拠点も設置された。さらに、自動運転技術開発などIT先端分野での取り組みも増えた。新しい産業育成によって、雇用も創出された。」とあるし、https://diamond.jp/articles/-/312473 

日本経済新聞にも『「ハイテク研究に熱心」との評価があるとか、「口数が少なく、だれに対しても腰が低い」李氏を知る共産党員はこう話す』 

とあるし、朝日新聞デジタルによれば部下の話にじっくり耳を傾ける温厚な性格と言われ、部下からの信頼も厚いとあり、

一方で李克強は「まんか世界を血で染めた独裁者残酷伝」 
によれば相手を完膚なきまで論破するので多くのうらみをかっていたとある。その為李強氏の方が人間関係が円滑だと思うからである。また李克強が習近平と対立関係にあったのに対し、李強氏は朝日新聞デジタルによれば「目の動きだけで習近平氏の要求わかる」とあるから

李強氏の方が習近平と共に円滑に国の経済運営を行えると思う。
あの上海ロックダウンに関しても、「大和総研 中国:李強新首相はソフト路線?」によれば、当初は「他の都市が 新型コロナウイルス感染症の感染者が少し増加すると、市全体など広範囲にわたるローラー作 戦的なPCR 検査を実施し、行動制限を一様に強化したのに対して、上海市は早期発見・早期隔 離・早期治療を徹底することで、PCR 検査の範囲と行動制限を行うエリアを極小化して、経済へ の悪影響を最小限にとどめようとしていたらしい。ロックダウンについても当初は上海市を東西に分 けてそれぞれ 5 日間ずつとすることで、経済の下振れを限定的にすることを目指していた」とあるし、
またクーリエ・ジャポンには、あの上海ロックダウンは「中国の内情に詳しい外交関係者は、これが台湾有事に向けたシミュレーションだった可能性を指摘する。ロックダウンによる経済への打撃や、外国人を含めた流動人口のコントロールなど、不測の事態に対応するためのデータを収集する壮大な実験だったというのだ。」とある。

上海に限らず中国本土の感染者数や死者数は中国より圧倒的に人口の少ない日本や欧州諸国ともあまり変わらないと新型コロナウイルス感染世界マップ に載ってた。この為李強氏は極めて有能なテクノリストで人間性も良く習近平の信頼も厚い素晴らしい政治家だと思えないだろうか!?