そう言えば、録画してあった「SPY×FAMILY」を見終わっていたのであった。
2023年10月放送。たぶん第2期。
もちろん面白かった。
前のレビューで書いた通り、この3人が舞台に上がった時点で、もう8割方、作品は完成している。と思う。プラス1匹でもいいけれど。
今回シリーズは、ヨルさんの話ってことでいいと思う。
第1期で面白さが止まっているということではなくて、ヨルさんの話もそれ以外も、それぞれ、ちゃんと面白かった。
そして、その他のキャラをただ紹介している訳でもなくて、全体として、関係性なんかが、ちゃんと先に進んでいるところは、さすが。
少しずつだけれど。
曲は、OP曲は、「クラクラ/Ado」。
曲はちょっと古いのかなと一瞬思ったけれど、そう思わせないような工夫に溢れていた感じ。
ヴォーカルはAdoだから、やはり文句はないかな、こちらを飽きさせない感じで。
歌詞は今一つ聞き取れなくて、ちゃんとした評価は出来ないかもしれないけれど。
結局どういうことを言っているのかな、って感じであった。
まあ、難しいところかもしれないけれど、簡単すぎると文句を言いたいし、複雑すぎると、何の話?ってなるしで。
全体としては、バックの絵も相まって、とても楽しくて、何度も聞きたくなる、見たくなるものになっていた。
当然、作品にもピッタリ。
大好きとまでは、いかなかったけれど、何度も聞きたいという感じにはなった。
ED曲は、「トドメの一撃/Vaundy feat.Cory Wong」。
こちらも何だか、さらに、私の年代からすると、懐かしい感じがする。つまりは、古い印象。
Vaundyは超有名アーティストだけれど、私は、実はあまり曲を聞いていないかも。
だから、分からないのだけれど。
彼が普段から、こういう曲を、よく使っているのであれば、ああ好きなんだな、ということになる訳だけれど。
もしそうでなかった場合は、逆に驚く。
それはつまり、過去のヒットした曲を研究して、それを実行するという、プロ中のプロの作り方をしていることになるからである。
そりゃ、やけに、お金のかかっていそうなMVを作りがちだよな、ってことに。
プロといえども、実際にそこまで出来る人って記憶にない感じ。
もし、この妄想が正しいのなら、それはそれで、かなり凄いことである。
歌詞の方も、だから、古いフォーマットに聞こえる。雰囲気重視みたいな。
それでも、最後の「やっぱりやめとくわ」みたいなところで、古くない感じに仕上げてくる。
そういうのもまた、文句を付けさせない感じになっている。
なんか、凄い。
絵も楽しくて、少し落ち着いてもいて、作品にピッタリ。
大好きにはならなかったけれど、聞き心地が、とても良い曲。
こちらも、映像として、何度も見たくなる。
もしかしたら、作品の海外進出を念頭に置いて、日本の古い、シティポップって言ったかな、あれを意識しているみたいな感じであるとしたら、やはり、プロ中のプロの仕事ってことになるのかも。
丁度今、劇場版が上映中のようである。
私は、映画館には、おそらく行かないので、BDの発売を待つ感じ。
やはりアーニャは面白いね、なまじっかなお笑い作品よりも。
まあ、作品のメインコンセプトだろうから、抜かりはないのであろう。
もちろん、次回シリーズも楽しみ。あまり、不安もない感じ。
そう言えば、録画してあった「コードギアス 復活のルルーシュ」を見終わっていたのであった。
2021年1月、劇場公開作品。
2006年頃放送の「コードギアス反逆のルルーシュ」の正当続編でいいと思う。
コードギアスは大好きな作品なので、大満足。
TV作品の4話前後を楽しんだような感覚。
あの頃のまま、って感じもありつつ、年月の経過もしっかりある。
TV版は、ルルーシュが、世界と彼自身に決着を付けたような最後で、とても良い最後になっていたものの、CC(シーツー)については、置き去りと言っていい感じであったとも言えると思う。
今回は、そのCCにけじめを付けた感じになっている。
結果として、ナナリーは寂しい思いは解消されず、スザクは孤独であることから解放はされなかった訳だけれど。
後味自体は、とても良い、満足出来る作品になったと思う。
曲は、・・・いくつかあったのだけれど、印象に残っていなくて、単発だと記憶にも残らないものだから、申し訳ないけれど、ほとんど覚えていない。
この作品の後日談として、例えば、ものすごいギアス使いが現れて、ギアスを葬ろうとする、ルルーシュ&CCとの戦いになる、みたいなことも考えられなくもないけれど。
それだと、TVシリーズに比べると、どうしても、スケールが小さくなってしまう。
そう考えると、中途半端な続編は必要ないかなと思う。
これで完結でいいと思う。
そう言えば、ネットニュースみたいなので、「推しの子展」みたいな催し物に、小学生の女の子が沢山来ている、みたいな記事を見た。ついさっき。
推しの子のファンには、女の子が多いということなのだけれど、つまり概要としては。
プリキュアを卒業したくらいの、女の子の見るアニメ作品が少ない、っていうことが顕在化した現象ということみたい。
まあ、大まかなイメージとして、男子より女子の方が現実的であるから、アニメを卒業する人も(比較すると)多いのかも。
プリキュアを卒業して、しばらくするとアニメ自体卒業をする。
その端境期なのかもしれないと思った。
当然私なんかには、何とも出来ない、良いアイディアもない。
アニメ以外の、漫画作品なんかは、今、ものすごい数と種類で、全く把握しきれないくらい混沌としている。
少女漫画、一般漫画が受け皿になりそうかなとは思うけれど、実態は、全く分からない。
「推しの子」に限らず、男女関係ない作品って沢山あるような気がしていたけれど、それも、男性目線なのだろうか。
それも分からない。
まあ、ネットニュースをいちいち真に受けるのも危険なこともあるけれど、有り得なくもないなとは思った。
すぐに解消するとも思えないけれど、こういう、ある種の苦しみのあるところに、発明や新発想が生まれると、ポジティブに捉えるしかないかなと思った。