そう言えば、録画してあった「東京喰種トーキョーグール」を見終わっていたのであった。

 

第1期が、2014年放送らしい。

第2期、「~√A」が、2015年らしい。

第3期(+第4期?)、「~:re」が、2018年らしい。

 

情報では、完結しているはず。

シリーズ全話を見た。

 

放送年を見ても分かるように、少し古い作品。

 

古さが分かるのは、原作の絵よりも、テレビシリーズの絵の方が下手なところ。かな。

最近のテレビシリーズは、割と、原作の絵を再現出来ているはず。

制作のトラブルでもない限りは。

 

それだから、ED曲の絵なんかは、原作の絵をそのまま使いがちである。というのが私の見立て。

 

新型コロナの影響でも受けたのか、いや、あれって2020年くらいだったっけ?

もう覚えていないけれど。

 

あの頃は、まだ、そのくらいの技術力だったってことかな。

 

いや、でも、コードギアスなんかは2006年じゃなかったかな、あれなんかCLAMP先生の絵を再現出来ていた気がするし。

でもあれは、有名なプロ絵師が携わっていたからなのか。

 

そう考えると、少し乱れた絵の作品であったのかもしれない。

 

まあ、楽しめたけれどね。

 

 

楽しめたけれど、人にオススメするには、ストーリーが少し不十分だった感じ。

 

私の見立てでしかないけれど、ストーリーというよりは、コンセプトでやっていたのかなという感じ。

 

でもその、グールというコンセプトが面白かった。

 

作者の描きたいものを、とりあえず描いただけという感じに見えた。

 

それでも、十分楽しめたけれど。

 

 

原作漫画は読んでいないけれど、どのくらい原作通りだったのかなとは思う。

 

 

 

曲は、第1期OP曲は、「unravel/TK from 凛として時雨」。

最初聞いたときは、作品にピッタリだとは思ったけれど、このアーティストは知っていたので、ああまた、こういう感じなんだなっていうだけの評価だったかな。

でも、1話2話と見ていくうちに、好きにもなったし、本当に作品をよく表せているなと思った。

この曲を聞いて、この作品を見た甲斐があったと思うし、この作品を見て、この曲を聞いた甲斐があったと思った。

 

今聞いても、そんなに年月を感じないんじゃないかなと思う。

 

このアーティストは、第3期の後半のOP曲もやっているけれど、この作品では、この曲が1番かなと思った。

 

 

第1期ED曲は、「聖者たち/People In The Box」。

かなり良い。

今までにない感じが良い。

没入感みたいなのもあって。

 

この感じも、やはりこの作品に合っているし。

 

これも好き。

 

 

第2期OP曲は、「無能/osterreich(オストライヒ)」。

ありきたりじゃないところはよかったかもしれないけれど。

それ以上は、感じなかったかも。

作品には合っているけれど。

 

 

第2期ED曲は、「季節は次々死んでいく/amazarashi」。

かなり良かった。もちろん作品にも合っているし。

私がこのアーティストに触れるのは2回目くらいかな、この曲はかなり好き。作品内では2番目くらいかな。

 

 

第3期前半OP曲は、「asphyxia/Co shu Nie」。

これもかなり良いな。このアーティスト風にこの作品にピッタリなものを作ってきた。

歌詞がどのくらい作品をトレース出来ているか、把握しきれてはいないけれど。

これもかなり好き。

この作品内では、3位、いや同率2位くらいかな。

 

 

第3期前半ED曲は、「HALF/女王蜂」。

この作品に合っているとは少し思えないけれど、アニメの監督が、このフェイズではこれがいいというなら、こういうのもアリだとは思う。

 

当時でも、曲はなんか古い気がしていたけれど、歌詞がなあ。

最初は何となく、この作品に合っているなと思ったけれど、聞いていると、ただ、自分のことを歌っているだけのように聞こえてきた。

 

好きにはならなかった。

 

 

第3期後半OP曲は、「Katharsis/TK from 凛として時雨」。

最初のOP曲と同じアーティスト。

 

かなり良かったけれど、最初のOP曲のほうが良かった気がした。

 

でも、ある程度、仕方がないかなと思っている。

第1期は、コンセプトがシンプルだったのに比べて、第3期は混沌としているから、歌詞も複雑にならざるを得ない。

 

シンプルな方が、すんなりと聞けるから。

 

工夫が凝らさせている曲には感心したけれど、どうしても好きの度合いは、第1期の曲が勝ってしまう。

 

 

第3期後半ED曲は、「楽園の君/osterreich」。

ありきたりじゃないところは良かったかなと思ったら、第2期OP曲と同じアーティストだったんだと思った。

 

私の持論としては、こういう曲には、もう少し内容のある歌詞が必要だと思った。

 

何となくだけれど、どちらの曲にも言える気がするのが、曲を重視していて、歌詞を軽視している傾向にある気がする。

それが、私の好みと合わないのだと思った。

 

 

「unravel」は、私だけではなくて、アニメの監督も気に入っていたはず。

 

第2期「~√A」の最終話や、第3期のどこかでも、この曲が使われていたはずである。

第2期、第3期には、それぞれのOP曲があるのだから、普通は、そういう使い方はしない、と思う。

 

 

 

第3期で、ガラリと展開が変わったのは、年月の経過もあるのかもしれないけれど、かなり良い、面白いやり方だと思った。

 

 

ただその第3期で、主人公・金木研の別人格、第2の人格、封印するための新たな人格、とでも言うような人格である、佐々木琲世がどこからやって来たのか、まったく解らなかった。

私の理解力不足かもしれないけれど。

 

 

第何期か忘れたけれど、主人公金木が、ジェイソンに捕まって、拷問を受けるくだりも、ストーリー的な必然性は、私は感じなかったかな。

 

もちろん、自分の中の神代利世との対話によって、金木が今までと違う価値観に変わるキッカケになってはいる。

 

結果的には重要なシーンになってはいるのだけれど。

 

この辺りが、ストーリーよりもインスピレーション重視ではないかと、私が判断した理由ではある。

 

 

ただ、WEBを検索していると、原作重視じゃないような書き込みもちらほらあるものだから、それで、どのくらい原作通りなのかが、気にはなる訳である。

 

場合によっては、上の判断も変わってくる。

 

 

作者が描きたいことを一通り描いて、ラストに向かう。

そのラストが、考える中で、1番明るいテイストであったところは、とても良かったと思った。

 

厨二な人は、もう少しダークなものを望むかもしれないけれど。

 

自分なりに考えてみても、人間とグールがうまく共存してゆく未来は、どうも思い描けない。

 

例え、”あんていく”みたいな組織が、生きている人間を食べないグールの組織を作ったとしても、養える数には限りがあると思うし、”フクロウ”や”覚者”みたいなのが組織を作って反抗してきたら、ただでは済まないはずであるし、人間の方も見分けがつかないから、納得が出来ないはずであるし。

 

例えば金木がリーダーになってグールの組織を作るような、そちらの方向での解決は出来なかっただろうし、そうはならなかった。

 

そこは曖昧にしたままの、ハッピーなラストだった訳だけれど、それでも、後味は良かった。

 

 

この作品を見ることが出来てよかったとは、思っている。

どちらでもよいとは、思わなかった。

 

十分に楽しめた。

 

コーヒー本骨

 

前回、プリキュアのレビューをしたけれど、そういえば、聞いた話では、プリキュアのイベント(マスクプレイミュージカルみたいなやつかな)に、オタクの大きなお友達が、沢山来ているらしい。

 

まあ、数年前に聞いた情報ではあるけれど。

 

 

ヲタク同志諸君よ、プリキュアのイベントは、小さな子供とその家族が主役であるべきである。

 

割と裕福な人も多いはずであるし、BD(ブルーレイディスク)で我慢するか、もしくは、最後列でひっそりと活動するのだ。

 

小さな子供とその親御さんを、怖がらせてはならない。

奇声を発するのもダメ。悪気はなくても、である。

 

 

だいたい、高校生くらいから、30歳くらいまでの男子は、分かっていないことが1つある。(当時の私と同じように)

 

そのくらいの男子は、ただ存在するだけで、とくにご婦人などに恐怖を与えるのである。

全くその気がなくても、悪気がなくても、である。

 

自分はそんなつもりはないのにって、腹を立てる人もいるかもしれないけれど、これは、そういうものなのだから、残念ながら、仕方がないのである。

 

よほど、ニッコリ顔の人や、童顔、善人顔でもないかぎりは。

 

そして、例えそういう顔であっても、プリキュアイベント会場という特殊なスペースでは、不気味さ怖さが、倍増する訳である。

 

この辺りは、イベントに限らず、社会、人生、全般の話でもある。

 

相手方に、そういう意識がない場合であっても、無意識の恐怖は、無意識の反感を生むことも多い。

 

この辺り、知らなかった若者男子は、注意が必要である、と思う。

 

変態紳士という四字熟語がある。

これは、変態は、紳士でなくては、社会に存在出来ないという真理である。

 

自分は、もう社会なんかどうでもよい、という人もいるかもしれないけれど、プリキュア、アニメ業界、物販、イベント、これはもう社会なのである。

 

社会を否定した先に、プリキュアは存在しない。

 

 

だいたい、あなたの中のプリキュアは、子供を困らせる自分を許すのか。

 

まあ、こういう人に限って、自分を許しがちではあるので、困ってしまうのだけれど。

 

BDで我慢しなさいな。

 

PCCDヘッドフォン