そう言えば、録画してあった「東京リベンジャーズ」を見終わっていたのであった。

 

第3期だったみたい。

もう記憶が薄れていて。

天竺篇だったみたいだけれど、1つ前のシリーズでは、最終回近辺のみ天竺の登場だったかな。

 

2023年10月放送、完結はしていない。天竺篇の完結のみ。

 

 

私は、完結するかもしれないと思って見ていたのだけれど、最終回を、この1話では、完結しないだろうと感じながら見ていて、実際そうだった。

 

 

タケミッチの秘密がバレる・ばらす、っていうのは、それだけで、物語のクライマックスであると思う。

 

そういう点からも、完結かなと思って見ていたのだけれど。

 

 

最後の最後の、タケミッチのあのセリフとか、天竺篇という表示をわざわざ出してみたり、完結じゃないよって、しきりに言っている感じの終わり方であった。

 

当然だけれど、天竺篇もちゃんと完結していて、割と、すべての謎が解けたような、報われたような感じであったけれど、最後の最後で、え?まだ終わっていないの?みたいに、急に不安になるような終わり方であった。

 

 

まあ、楽しみだけれど。

 

 

 

曲は、OP曲は、「ホワイトノイズ/Official髭男dism」。

第2期と同じだから、え?ってなった。

歌詞にある、”ヒーロー”っていうのが、キーワードになっているからなんじゃないかって、割と第1期くらいから、そう思っていたので、それでかなと、納得出来なくもないけれど。

何度か聞いても、印象が変わることはなかった。

 

 

ED曲は、「Say My Name/HEY-SMITH」。

なんかX(エックス)っぽいかなと思ったけれど、私の場合は、それは高い評価には繋がらない。

まあ、以前のレビューでも書いたように、この作品のような、不良モノ好きな人が、好きになる曲であればいい訳で。

 

 

OP曲、ED曲共に、私の評価は、やや低いものであった。

 

 

 

私は不良好きでもないので、そういう興奮はなかったけれど。

まあでも、人間としてのリスペクトはある訳で。

そういう風に見ていた。

 

 

メインからモブまで、沢山の不良が出てきたけれど。

その中でも、超ワルみたいなやつらは、私が以前から言っている毒親の被害者の子供も多かったんじゃないかなと思っている。

 

沢山描かれていた、彼らの子供時代を見ても思ったけれど、そういう子供達は、一人では、毒親・毒大人に踏みつぶされてしまう。

 

居場所が必要だなんて、近年は言われるようになってきたけれど、物理的な居場所、あるいは、似た境遇の人達の、人と人の繋がり、コニュニティーみたいなものが必要だと、この作品を見るだけで、改めて思うことが出来る。

 

そこで、以前、トー横・グリ下のところで書いたように、警察が”補導”で解決しようとするのは、ただの事なかれ主義であると、再び言いたい。

警察の経験論みたいなもので、補導が有効であるとか、もちろん、人によっては、補導が1番の解決策になることも多いとは思うけれど、このバターンに限っては、この考えは譲れない。

 

トー横・グリ下でも明らかになったように(あるいは氷山の一角かもしれないけれど)、上に書いたような、居場所・コミュニティーには、そこに集まる若者達を食い物にするような、彼らから搾取しようとするような、大人(少し年上か、同年代くらいか)が湧いて出る。集まった人達が、そこでまた、被害者になる。

 

警察・我々大人は、そういう種類の大人を捕まえる・追い払うところに全力を傾けるべきである、と言いたい。補導ではなくて。

 

 

例に挙げた、トー横・グリ下なんかは、とても推奨出来る場所じゃないと思うのは、分からなくもないけれど。

 

10年以上前に、たまにニュースでやっていた、教職員と生徒が一緒になってタバコを吸っていた地方の高校みたいなものだと思う。

 

いわゆる、地元で有名な、不良が集まる高校みたいなやつ。

 

あれも、無くしたくなる気持ちも分かるけれど、無くさない方がいい可能性もある。

 

”受け皿”というやつである。

 

ああいうのを、無くしてしまうと、落ちこぼれた子供達は、そこから直接、アンダーグラウンドの犯罪の世界に行くことになってしまうのである。

 

ましてや、被害にあっている子供であれば、助けるのは当然であろうと思う。

不良モノと違って、この点は男女の違いはない。

 

 

少子化何とかしなくてはと言いながら、こういう点が、一向に改善されないのは、もしかしたら、子供は親の所有物だから、親に従って当たり前、みたいな、19世紀然とした考えが、大好きな保守派の数がが多いから、というのが原因である可能性もなくはない。

 

この疑いは、確定ではないので、みんなにも確かめてもらいたい。

そうなのか、そうでないのか。

 

自転車ダッシュ

 

そう言えば、「ガンダムビルドメタバース」が終わっていたようである。

全3話くらい。

その1話前には、「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」というのが、1話だけやっていた。

 

「~Re:RISE」の方は、「~メタバース」の世界観と同じで、主人公だけ違うみたいな感じ。外伝的に作ったようにも見える。

 

何故こういう放送なのか、私は事前の情報は持っていなかったし、調べてもいないので、分からない。

 

 

見た感じは、面白くなかった。

 

私は、前作にあたる「~ビルドファイターズ」も、全て見ているし、ガンダムファンだし、ガンプラも好きだし。

 

こういう作品は、好きな部類である。

前作までも、それなりに面白かったし。

 

それでも、あえて言わなければと思っている。

面白くなかった、と。

これは、”危機感”に近い感覚である。

 

 

とにかく、ストーリーを作る能力が、決定的に欠落しているように見える。

こういう作品に限ってかもしれないけれど。

得手不得手があるだろうから。

 

全3話にしたのも、12話作る能力が無かったためだと見ている。

あるいは、大まかな方向性だけ見せて、反応をうかがおうという考えか。同じことだけれど。

 

前作までの積み重ねもあって、キャラは概ね良かった。

 

世界観も、ある程度既存のフォーマットを使っているので、安心しているようにも見える。

 

1番気に入らなかったのは、最終話第3話の終わり方。

ゲームで言うところのレイドみたいなイベントをやっていて、途中でルールと違う戦いを始める。

それで、強いやつと戦えるのは素晴らしいことだから、それでいいじゃないかみたいな感じで、混戦になる。

それが素晴らしいという空気を出しているのが、非常に気持ちが悪い。

 

これに似た気持ち悪さは、前作の最終回後の特別編みたいなのでも感じた。

 

 

だいたい、女名人川口が、どんな理由であれ、負けちゃだめでしょ。基本。

あの時は、メンタルがやられていたから、みたいに理由付けしているのだろうけれど。

 

 

新主人公が、ビルドダイバーズをリスペクトし過ぎる感じは、全くおかしくはないのだけれど、なんか気持ち悪い。

 

 

1番・・・はさっき使ったか。

もう1つ思ったのは、”名人川口”っていう存在が、すごく邪魔。ということ。

 

明らかに、これの制作者の手に余っている。

 

いっそ無くした方がいいように見える。

 

 

 

曲は、前と同じアーティストというのは悪くはなかった感じだけれど。

詳細は割愛させてもらう。

記憶力が悪いので、3話だと残らない。

 

 

 

ストーリー作りが物足りないのは、男の子向けのアニメに多い気がする。

作品内におもちゃを沢山出して、広告代わりにしているような、そちらがメインですみたいな作品に。

 

トレーディングカードゲームだったかな。あれを扱ったアニメなんかも、そういうのが若干多い気もするけれど、あれは、作品の中で、割と多くの時間(尺)を使って実際にカードゲームをする。

それが、広告的にも面白さとしても良いとされている。もうフォーマットになっているように見える。

そういう作り方のせいで、ストーリー作りが磨かれにくいのだろうか。

あるいは、企業が採用をするときに、そういう理由で、ストーリー面を重要視しない採用活動をしているのであろうか。

理由を想像してみると、こんな感じ。

 

おもちゃの広告アニメも、アニメ業界の一角を確かに担っているので、心配になるのである。

100発100中であれとは言わないけれど。

 

 

「~ビルドファイターズ」が好きだったと書いた。

人にオススメ出来るストーリーというほどではなかったけれど、酷いストーリーというほどでもなかった。なんか、どんどん悪くなっていく感じ。

 

この先、急に良くなるとも思えないし。

不安というか、すでに残念というか。

 

 

なんか、ライトノベルみたいなの、一般公募したら?って思う。

ああいや、それで上手くいくとは限らないけれど。

 

チワワ黒