ON THE ROAD 91 1991年8月10日 みちのく杜の湖畔公園 | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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ヤフーブログが終了という事でこちらに引っ越してきました。
浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

省吾が野外コンサートを演る、しかも仙台で!
これは行かない手はない。

しかもブロック指定なので、息子も一緒に参加できる!
早々と僕らは参加を決めた。
チラシを職場のロッカーの扉の中に貼って、毎日楽しみに待っていた。公園入場料を含んで5,260円。
当日仙台駅の前のバスターミナルには、「浜田省吾コンサート」の文字。

会場の「みちのく杜の湖畔公園」には、臨時バスで40分ほど。
14時OPENで、18時STARTという事で、

当時2歳の息子を公園で遊ばせるのもいいかと思い、

我々は早めに会場に着いたつもりだった。
しかし甘かった。開場前にもう長蛇の列。ブロックは決まっていても、その中では早いもの勝ちだ。
公園散策は諦めて会場入りした。

おっとその前に中が見える場所で一枚。

 


「Cー3」ブロックは丁度真ん中で、とても見やすい所だった。
中ほどに席をとり息子を遊ばせながら、ブラリと廻ってみた。
グッズはタンクトップとパンフをGETした。

 

  

         
タンクトップは日本地図のデザインに、

ツアーの会場名がプリントされているもの。
パンフは「ONE&ONLY」のもの。「

A PLACE IN THE SUN」の時のように、特別なパンフは無いのが残念だった。
それでも、野外特有の雰囲気はいい。カメラも廻ってる。

ライブビデオにするのだろうか?
会場では案内係みたいな人が、

「今日のコンサートはライブビデオで発売されます」なんて言ってるし。(後に会報で否定した)。
期待は嫌がおうにも膨らむ。

今にも雨が落ちそうな18時過ぎ、

「愛の世代の前に」でライブは始まった。
そして「MAINSTREET」へ続く。
「HELLO ROCK & ROLL CITY」では、「HELLO みちのくCITY!」と唄った!
曲目はベストテイクといった感じで、アルバムツアーでは考えられない曲も沢山演ってくれた。
大好きな「僕と彼女と週末に」なんて、

何年ぶりに聴いたたのだろう?
「BASEBALL KID'S ROCK」では、ウェーブも経験した。

後のインタビューで省吾は、

「2万5千人のウェーブはとても気持ちが良かった」と語っていた。
もちろん、参加した皆も同じ気持ちだったと思う。


8月なのに肌寒い日で、

省吾はしきりに「寒くない?」と聞いていた。
なにしろ、抽選で当たった「ON THE ROAD ”FILMS”」のTシャツを着てたのに、寒くて上に羽織った長袖のTシャツが最後まで脱げなかったくらいだ。
息子は、始まってすぐに自分の腕の中で眠り続けていた。

よくこの大音響の中で眠れるものだと感心するやらあきれるやら。
下に置くと起きて泣いてしまう為、ずっと抱いているのも辛かった。

アンコールの「二人の夏」は初めてライブで聴いた。こういう特別なイベントでしか聴けないのだろう。
「雨、降らなくて良かったよね。」省吾の一言。
本当にそうだ。「晴れ男」のメンツは、どうにか保ったようだ。
「ラスト・ダンス」の余韻が醒めない曇り空に、花火が打ち上げられた。

それは、楽しかったパーティーの終わりを告げる合図だった。


花火が終わってから、息子がやっと目を覚ました。

省吾の子守り唄が終わったからか?
前にいた息子の相手をしてくれていた女性の団体の一人が、

「花火、観れなかったね」と語りかけてくれた。
「もう少し早く目を覚ませば良かったけどね」


さて、ここまでが天国。これから先が地獄だった。
公園から退出してバスに乗り込み、仙台駅近くにとった宿についた時は、0時をゆうに廻っていた。二人とも疲れ果てていた。
たっぷり睡眠をとった息子が、眠い我々を尻目に、元気に遊びまわっていたのは、言うまでもない。
 

セットリスト

愛の世代の前に
MAINSTREET
HELLO ROCK'N ROLL CITY
MONEY
いつかもうすぐ
EDGE OF THE KNIFE
BASEBALL KID'S ROCK
SWEET LITTLE DARLIN'
J.BOY
BLOOD LINE
夏の終り
丘の上の愛
もうひとつの土曜日
A NEW STYLE WAR
明日なき世代~
八月の歌~
BIG BOY BLUES

アンコール
路地裏の少年
終りなき疾走
こんな夜は I MISS YOU
ラスト・ダンス