アルバム「CLUB SURFBOUND」収録。
作詞 浜田省吾 作曲 板倉雅一
ぼくが作曲の「Harbor Lights」と名付けられたナンバーは、
当時傾倒していたデビッド・フォスターやマイケル・オマーティアン等のLAサウンドを下敷きにした曲。
江澤くんの弾くシンセベースが素晴らしい。
コーラスはぼくと江澤くん、町支さんの三人で歌った。
他のメンバーの曲はそれぞれ作者を彷彿とさせる歌詞だったが、ぼくの曲だけは作者は歌の中に全然登場していなくて、
浜田さんが書いた詞を読んで「この曲の登場人物は全然オレじゃない」と思った(笑)
(板倉雅一さんのブログ「My Chronicle」より)
前述した板倉さんのブログ「My Chronicle」によると、
喜んで作曲を引き受けたものの、
プレッシャーからか中々納得のいくものが書けなかったらしい。、
最初に持って行った曲は省吾さんに、
「サビのメロディが弱い。」
「もっとゆっくりとした端正なメロディの方が、曲に合うのではないか」
そんなアドバイスを受けて作り直したそうである。
仮タイトルは「Itakura Ballad」。
彼の作ってきたメロディが格調高かったので、
詞も自然にシリアスになった。
いつもの(自分の)感じに一番近い曲かもしれない。
(省吾さん談)
省吾さんがこう語っているように、
今アルバムでメンバーが作曲してる中で、
最も省吾さんに雰囲気が近い曲だと感じる。
そういう事もあるのか、自身の作曲では無いのに、
野外ライブ「A PLACE IN THE SUN」(浜名湖渚園)でも歌われている。