はまだしよ~ご事典 その226    アヴェ・マリア | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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ヤフーブログが終了という事でこちらに引っ越してきました。
浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

CDシングル「アヴェ・マリア」のみ収録。
 

ON THE ROAD '90~ON THE ROAD '91のツアーで、

とてもブルーな気分の時に、たまたまこの曲に出会って、

ホテルや電車の中でエンドレスにして聴いていたんです。
沢山のクラシックの中には、

現代のポップ・ミュージックのルーツになっているのもあって、
中でもこのシューベルトの「アヴェ・マリア」は、
気持ちを鎮めてくれるというか、

ある種の精神浄化作用のようなものを持っている名曲のひとつだと思うし、
「生涯に一つでもいいからこんな名曲を書けたらいいな」という気持ちがあったんです。
その気持ちと、前から考えていた「エイズの治療・研究の為に何か献上が出来ないだろうか」という気持ちがピタっと合ったんですね。
もちろん僕らの抱えている問題はエイズだけじゃないですが、
一度に全部の事は出来ない。
その中で、エイズというのは非常に身近な問題として差し迫っているし、
あと5年・10年したらもっと大変な事になるだろう。
そう思って、このシングルの印税収益の全てを、
エイズの治療・研究の為に寄付する事にしました。

(省吾さん談)

シューベルの歌曲集「湖上の美人」の6曲目に当たり、
エレンという女性が聖母マリアに向けて歌う、
文字通り「祈りの歌」という事。

省吾さんいわく「精神浄化作用を持っている名曲」を、
あの声で歌うのだからファンには堪らない。

僕はチャリティとかベネフィットについて、
「ミュージシャンとして出きる事を無理せずにやっていこう」
と思っているんです。
社会に役立ちたいとか貢献したいと思ってる人はたくさんいらっしゃると重う。
でも、その人その人の生活があるわけですよね。
自分の人生を全部捧げてやらなければ意味が無い・・・
そういう風に思いがちかもしれないけど、
そうじゃなくて自分の生活の中でバランスをとって、
無理せず長い間出きるやり方を探せばいいと思うんです。
(中略)
そして、全ての人がエイズの為のチャリティに向かわなくてもいいし、「熱帯雨林を救え」じゃなくてもいい。
それぞれが自分にとって身近なテーマを探せばいいんですよね。
そうした色々な人の小さな積み重ねが、
大きな結果に繋がるんだと思っています。

(省吾さん談)

省吾さんファン的には、
カップリングの「永遠の恋人」の方が馴染み深いと思う。
その「永遠の恋人」も深読みすれば、
同じ対象の人物の事を歌ってる風にも思える。
(個人の感想です)