アルバム「愛の世代の前に」収録
この歌は、おれはいつでも死ねるよって事です。
人間はいつだってひとりだ。だがそれがどうしたんだ。
そう考えた時、虚無感の向こう側に死が見えてきた。
とはいってもひとりじゃ死ねない。
風がポンと押してくれたら別だけど、そんなこともないから、
ひとりでまた帰っていくという虚しさ。
そんな事を歌ってるんです。
(省吾談)
内容が内容だけに、好き嫌いも分かれる曲だと思うが。
(僕自身も嫌いでは無いが、どちらかというと苦手)
会報の表紙を書いていた漫画家の故「土田世紀」さんや、
「J.S.Foundation」代表の佐藤さんは、この曲が大好物らしい。
「アルバム」のテーマになる曲って、最初や最後に入れる事が多い.
省吾でいえばこの時代だと、
「HOME BOUND」の「終りなき疾走」と「家路」。
「PROMISED LAND~約束の地」の「OCEAN BEAUTY~マイホームタウン」。
「愛の世代の前に」の「愛の世代の前に」
しかし、「防波堤の上」は?
そういう意味でも、ちょっと異質な存在かな。
シングル「凱旋門」(The J.S. Inspirations名義)のカップリングで、
セルフカバーする事も決まった。
省吾自身「ライブで歌った事が無い」という名曲だが、
秋からの「ファンクラブイベント」で披露される事はほぼ間違い無い。