はまだしよ~ご事典 その216 終わりなき疾走 | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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ヤフーブログが終了という事でこちらに引っ越してきました。
浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

アルバム「HOME BOUND」収録

迷いと混乱の中沈んでいた70年代
そして80年代の始まりは、まさに疾走するロック・ナンバー。
「救ってくれた」Bruce Springsteenの「Born To Run」(明日なき暴走)を彷彿とさせるタイトルのその曲は、
新しい「浜田省吾」を象徴する楽曲となった。
そして「80年代」そのものを代表する曲であり、
現在もコンサートで欠かせない楽曲でもある。

メロディは少しずつ日本で作ってたんですが、
詞は全部向こう(ロサンゼルス)で書いたんです。
この曲は、スタジオのソファーで彼ら
(Steve LukatherやJeff Baxter、Nicky Hopkinsなど)が出す音を聴きながら、
音から来るイメージを言葉で探していったんです。
(アルバムの)テーマも「ロックに戻る」という事だったから、
子供の頃、ギターに出会った頃のイメージで、
「ロック・ミュージック」をテーマに書きました。
(省吾談)

「ロック・ミュージック」をテーマにと言いながら、
そこかしこに散りばめられた「キラーフレーズ」も、
女性のみならず、同性のハートもガッチリ掴んで離さない。

「戻ってくるために 離れる事が必要だった」
アルバム「HOME BOUND」の帯にあったコピー(?)だが、
歌詞にある「お前」という一人の対象に収まるものでなく、
「ロック・ミュージック」そのものでもあるというダブル・ミーニング。

今では「映像作品」も数多く発売されて、
様々な「終わりなき疾走」を鑑賞出来るが、
「ON THE ROAD” FILMS”」(渚園)で、「ヒットチャートは、NO.1!」と、
誇らしげに人差し指を差し出す省吾が個人的には一番好き。

「路地裏の少年」がデビュー曲ならば、
この「終わりなき疾走」は、
まさに「第2のデビュー曲」と呼ぶべき楽曲の力がある。
様々な挫折や困難にめげそうになりながらも、
その先にある「夢」や「本当に欲しかったもの」に向かって走り続ける。
この曲はまさに「浜田省吾」そのものである。