ピエール瀧容疑者の逮捕で、
NHKは「いだてん」の代役探しに入ったみたいです。
それはそれで仕方無いとは思うけど、
既に終わった過去作品まで封印するのはいかがなものかと思います。
ましてや所属してた「電気グルーヴ」の配信・CD出荷中止なんて、
誰が望む事なんでしょうね。
再放送が決まってた「あまちゃん」の総集編も、
容疑者が出てない「前編」のみオンエアされるとか。
音楽を担当した「大友良英」さんも、
この決定にこんなコメントを寄せています。
三陸鉄道リアス線開通にあわせて「あまちゃん」の総集編が再放送されるはずだった。
そのこと本当に嬉しく思っていた。
震災後のきつい時期にあまちゃんが東北にもたらしたものの大きさを考えると、
個人の問題で消えていいのかと思ってしまう。
これについてはなんとかできないものだろうか。
前編の放送決定、本当にありがとうございます。
今回は三陸鉄道リアス線開通を祝しての再放送で、
後編にこそ震災と向き合う北三陸の人たちが描かれています。
震災後のあの時期、この番組が東北の人々の力に少なからずなったことを考えると、
一個人の問題より優先すべきことがあるのではと私は思います。
(大友良英さんTwitterより)
「一緒にするな」という反論も出そうだけど、
昔のドラマや映画をCS等でオンエアする時に、
「不適切な表現がありますが、作品の作られた時期を考慮してそのまま放送します」
・・・みたいなテロップが入る時がありますよね。
あれと同じ扱いは出来ないのかと思います。
もちろん犯罪者を擁護する意図は全くありません。
普通の会社員と違って、罪を犯しても復帰出来る芸能界は、
甘すぎるといつも思ってますから。
それでも「作品」には罪はないのです。