シングル未発売。アルバム未収録。197年頃のライブで歌っていた。
こんな歌詞。
躓く度に もう二度と 夢など見ないと誓う
だけど お前の寝顔見てると いつもの 陽気な僕にかえる
ついてないのは いつもの事 滅入る気にもなれない
だけど時には ひどく疲れて レール見つめる事がある
まるで僕らは 打たれっぱなしの
傷だらけの4回戦BOY
「モハメド・アリ」がヒーローという省吾らしく、
ボクシングをモチーフにした楽曲の一つ。
ちなみに「ラスト・ダンス」も当初は「ボクサー」というタイトルだった。
「4回戦BOY」というフレーズは、「明日なき世代」の中にも登場する。
こちらは楽曲「4回戦BOY」と違い、
何度打ちのめされても、起き上がり戦っていく主人公の歌。
武道館ライブが決まった時に、省吾はこんな事を語っている。
オレの武道館は、他の奴らのステータスシンボルとしてのそれとは全然違う。
ビッグなミュージシャンをチャンピオンとすれば、オレは4回戦BOYだ。
だからオレが武道館でビッグと言われてる人たち以上のステージをやれば、
少しは歌に対して正当な評価をしてくれるんじゃないか、そう思うんだ。
挑戦者だった頃の「4回戦BOY」は、
まさに「迷いと混乱の中沈んでいた70年代」を象徴するような歌。
今回のような「70年代楽曲縛り」のイベントには相応しいんじゃないかと思う。
(注 セトリ知らないので演ってるかどうかは不明)
とはいえ、町支さんとアコギだけで歌ってた時代の曲なので、
今のバンドのサウンドには合わない気もする。