「浜田さんがあえて70年代の楽曲しばりでコンサートを演る意図は何だと思いますか?」
そういう質問をツイ友さんから以前受けました。
すぐに答えが見つからなくて、返信出来ないままになってましたが、
色々考えてます。
省吾はアイディアマンなので、
そういう企画が面白いんじゃないかと考えただけとも考えられますが、
それだけでは無いのでしょう。
今回のテーマは「Welcome back to The 70′s」。
もちろん昨年のテーマ「Welcome back to The 60′s」からの流れです。
前々から感じてた事ではあるのですが、
僕は省吾が音楽の「終活」を始めてると思ってるんです。
もちろんネガティブな意味では無く、
自分が以前からやりたいと語ってた事を実現させていってるんではないかと。
「本格的な洋楽のカバーアルバムを作りたい」という事もそうですし、
「自分が他人のプロデュースをするなら女性シンガー」と言ってた事もそう。
映像作品「僕と彼女と週末に」のコンセプトは、
「ON THE ROAD” FILMS”」の時にあったという話だし、
コンセプトとしての「アルバム全曲コンサート」も、
ずっとやってみたかった一つなんじゃないかと思います。
そして今回の「FFF」。
実は過去のファンクラブイベントでは結構「70代」の曲演ってるんですよね。
基本的に「初夏の頃」からのセレクトが多いのですが、
このアルバムを作った事で、
「初期のアルバムを廃盤にしたい」という想いは無くなったみたいですが、
コンサートで演る事で引導を渡すという意味もあるのかもですね。
そして「年代縛り」のライブなんて多分誰もやってないので、
「新しもの好き」の省吾さんとしては思いついた時、
「これはいい!」と思ったに違いありません。
改めて「Welcome back to The 80′s」以降も期待してしまいます。