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浜田省吾の心象 活写 映画「旅するソングライター」9日公開
その映画「旅するソングライター」、本日から公開です。
平日ですが、休みを取ってご覧になった方も多いのでは?
僕も「東宝シネマズ秋田」の初回上映を鑑賞して来ました。

食事を摂る前に映画館でグッズをチェック。
取り敢えず「パンフレット」は購入。
迷ったあげく「マフラータオル」も追加しました。
まあ「記念品」という事で。
通販で品切れになってた「ON THE ROAD 2016」のキーホルダーも無事買えました。

そして12時50分、時間通り(当たり前)映画は始まりました。
オープニングの音楽に身を委ねながら、
「2015年」のホールツアーの事を想い出します。
とても不思議な感覚に陥ります。
ライブ会場に居るようで、そうでは無い。
また別の空間に連れていかれたような錯覚。
そしてまたライブ会場に戻っていく。
ライブ映像を観ながらあの時間に戻り、
そしてまた省吾と一緒に色々な街を旅してるような感覚。
そのバランスが絶妙です。
基本的にライブ映像を使用した作品ではあるのだけど、
そこを超越してる部分もある。
板屋さんの演出が、また一つゾーンを超えました。
所々に隠された様々な「仕掛け」を探すのもよし。
いつも観る事が出来ない省吾やメンバーの表情を楽しむのもよし。
サウンドも素晴らしい。
大きな画面と共にこういう素晴らしい音響を感じられるのは、
やはり劇映画の醍醐味ですよね。
2時間弱という短い時間ではあるのですが、
とてもとても中身の濃い「エスプレッソ」みたいな作品ですね。
物足りなさは微塵も感じませんでした。
一緒に鑑賞した嫁さんも言ってました。
「省吾と色んな場所に旅をしたみたいな気分」
これがまっさらな状態で観た観客の素直な感情だと思うんですよ。
板屋さんの狙ったコンセプトが上手くマッチしてたという事です。
パンフレットも良かったです。
特に板屋さんのインタビュー。
この作品に賭ける想いと愛を感じました。
「ライブをそのまま編集した作品が良かった」
そういう批判的な意見が出る事は全て承知の上で造られた作品なんですよね。
「旅するソングライター」3部作の完結編、
楽しく見届けさせて頂きましたが、
しかしファンというのは貪欲なもの。
「あの曲も入れて欲しかった」「もっと観たい」
そういう意見が出てくるのは至極当然な事。
DVD等でリリースされる際は、
溢れた演奏曲を補完して「完全版」として出して欲しいものです。