映画「もういちど」イオンシネマ大曲での板屋監督舞台挨拶! | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

あいにくの雨で、「お足元の悪い中」
「イオンシネマ大曲」までドライブがてら出かけてきました。
もちろん映画「もういちど」板屋監督トークライブ、
特別上映会に参加する為です。
 
イメージ 1  イメージ 2
 
とても心に残る映画でしたね。
あらゆる年代の方、それぞれに感じるものがあったと思います。
「もういちど」と言わず何度でも観たいです。
映画館ではもう無理でしょうが、今度はDVDでね。
 
監督は上映前の挨拶だけでなく、
上映後にもメイキングを交えたスライドを観ながら、
撮影エピソードを語って下さいました。
以下は思い出しながら書いたものなので、
順番や言い回しなど違う部分も多いとおもいますが、
貴重なお話ばかりだったので掲載させて頂きますね。

この映画を撮るきっかけになったのは、
浜田省吾さんのBSでの番組でした。
それを観てくださったプロデューサーの方から連絡をいただいて、
「落語の映画を撮ってみないか」と言われました。
その後、たい平師匠にお会いして、色々お話して、
共通した意見として出たのは、
「落語そのものの映画でなく、落語の世界を表現した人間ドラマを描く事」
師匠勧めの「江戸資料館」に連れていって貰いました。
そしてここで殆ど(映画を)撮れるな」と感じました。
何度も訪れてイメージを膨らませて脚本を書いたのですが、
ふと浜田省吾さんの「君に捧げるlove song」が浮かんできて、
イメージにぴったりだと思いました。
すぐに浜田さんに連絡を入れて、
「君に捧げるlove song」を主題歌として使わせて欲しいとお願いした所、
快諾して下さいました。
浜田さんのお父様は、病気でお亡くなりになっていて
お母様はまだご存命なのですが、
浜田さんの夢にお父様が出てきてこう語ったそうです。
「これにまだ母さんの温もりが残っている」(確か座布団とおっしゃってたような)
浜田さんはそのイメージで曲を作られたそうですが、
僕もそれにインスパイアされて脚本を完成させました。
浜田省吾さんとは、86年からの付き合いで、
公私共々お世話になってます。
今回の脚本も共同脚本とクレジットに入れてもいいくらい、
実はかなり助けて頂いてます。
「浜田さん、ここどうしたらいいと思います」
「そこはこうしたらいいんじゃないかな?」
という感じでメールでやり取りしたりしてました。
 
「江戸資料館」という場所はとてもいい所ですが、
セットでは無い為に、撮影がとても難しい。
例えばセットなら壁や屋根を外して撮影出来る所が、
それが出来ない。
(監督の絵コンテも映像に写ってましたが、かなり変更せざるを得なかったようです)
もちろん外でないので、土も無い。
地味な映画ではあるけど、実はSF映画くらい合成カットがあります。
(何カット中何カットとおっしゃってたけど、覚えてません。感覚では80%くらい?)
例えば富田靖子さんの出したお茶の湯気も合成です。
(具体的に合成前の映像と、合成後の映像も比較で観せてくださいました。)

「江戸資料館」は2週間に一度休館日があるので、
撮影はその日しか出来なかった。
子役は夜8時までしか働けないので、
その面でもスケジュール調整が難しかったともおっしゃってました。
 
そして最後に、大曲のファンだけの「スペシャル映像」として、
たい平師匠のクランクアップの映像も流して下さいました。
 
そうそう、
監督は最大の賛辞の言葉として、
「マーベラス」と叫ばれるそうです。
「浜田さんとの仕事でもそうですよ」とおっしゃってたので、
省吾も何度か監督の「マーベラス」聞いてるのかもしれませんね。
 
監督は今朝6時の「こまち1号」で大曲に来られたそうです。
本当はゆっくり眠りながら来るつもりだったらいいのですが、
「あまりにも景色が素晴らしいので見入ってしまった」
と言ってくださいました。
リップサービスでも嬉しいですよね。
 
「大曲は初めて来たけど、とてもいい所ですね。
是非次回は、花火の時期に来て、舞台挨拶したい」

もう次の(監督)予定も決まってるのでしょうか?
 
イベントの最後には、監督自らお客さん全員をお見送り。
快く写真撮影やサインにも応じて下さいました。
写真は持参したDVDに書いていただいたものです。
 
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板屋監督、気さくで素敵な方でした。
ますますファンになりましたよ。